クリストファー・エンクンクの怪我の状態は?【チェルシー1週間のニュース(2023年8月1日~8月7日)】

クリストファー・エンクンクの怪我の状態は?【チェルシー1週間のニュース(2023年8月1日~8月7日)】

チェルシー1週間(2023年8月1日~8月7日)の主なニュースを紹介。L・ウゴチェクをレンヌから獲得、コルウィルが契約延長にサイン、A・ディサシがモナコから加入、R・サンチェスがブライトンから加入、サントスから若手FWのデビッド・ワシントン獲得に近づく、エンクンクの怪我の状態などの動きがあった。

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【8月2日】

L・ウゴチェクをレンヌから獲得

チェルシーは、レンヌからレスリー・ウゴチュクを獲得したことを正式に発表した。契約は7年+1年の延長オプション付きとなった。共同スポーティング・ディレクターのローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏は、

「レスリーがチェルシーに加入することを嬉しく思う。彼はリーグ・アンですでに頭角を現している注目すべき若手選手。彼には大きな可能性があり、これからも成長し、向上していく」

とコメントした。ウゴチェクは、レンヌの下部組織出身。17歳でトップチームデビューを飾り、昨シーズンは公式戦35試合に出場。移籍金は2700万ユーロ程度(約42億円)で、チェルシーを買収したコンソーシアム「BlueCo」が株主となったストラスブールにローン移籍するかどうかの話し合いが、今後行われる。(ChelseaFC、The Athletic)

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【8月3日】

コルウィルが契約延長にサイン

チェルシーは、レヴィ・コルウィルが新たに6年+1年オプション付きの契約にサインしたことを発表した。コルウィルは、

「(コブハムの)古いドームにいた頃のことを覚えているよ。練習生として入って、当時は本当に緊張していた。そして6週間のトライアルを受けたんだ。9歳の誕生日に契約のオファーを受けて、その場でサインしたんだ。懸命な努力の結果、今の自分があるなんて思ってもみなかった。これ以上の気持ちはない。だから、決断はいつも簡単だった。自分はここで成長したし、チェルシーしか知らないからね。ポチェッティーノ監督とも話をして、彼は保証してくれたし、必要としていた信頼を与えてくれた。

チームには自分の意思の強さや献身的な姿勢を示していきたい。自分は選手として負けるのが嫌いなんだ。毎日、もちろんサッカー選手であることは世界最高の仕事だけど、トレーニングも必要だ。そうやってより良い選手になり、向上していくんだ」

とコメント。アカデミー出身のメイソン・マウントがチームを退団する中、ユース出身のコルウィルが新契約を締結したことは、クラブにとってもポジティブなものになるだろう。(ChelseaFC)

【8月4日】

A・ディサシがモナコから加入

チェルシーは、モナコからアクセル・ディサシを獲得したことを発表。契約は2029年夏までとなった。共同スポーツディレクターのスチュワート氏とウィンスタンリー氏は、

「アクセルはフランスで数シーズンにわたりそのクオリティーを発揮している。彼はキャリアの次のステップに進む準備ができており、それがチェルシーでできることを嬉しく思う。我々は彼の入団を歓迎し、ポチェッティーノ監督や新しいチームメイトとの合流を心待ちにしている」

とコメント。ディサシはスタッド・ランスを経て、2020年夏にモナコに加入。昨シーズンは公式戦49試合に出場し、6ゴール・4アシストを記録。昨年末に行われたカタールW杯ではフランス代表に追加招集で初選出されてデビューを果たしていた。なお移籍金は4500万ユーロ(約70億円)になった。(ChelseaFC、The Athletic)

【8月5日】

R・サンチェスがブライトンから加入

チェルシーは、ブライトンからロベルト・サンチェス(25・スペイン・GK)を獲得したことを発表。契約は7年になる。サンチェスは、

「チェルシーは、僕にとって最良の選択だった。彼らが僕の目の前に与えてくれたチャンスは、素晴らしいもの。だから、もっと成長して学び続け、No.1の座を争って、みんなに実力を示していきたい」

とケパと正ゴールキーパーを争っていくと話した。なお移籍金は、2300万ユーロ(約36億円)+600万ユーロ(約9億円)で成立したようだ。(ChelseaFC、Fabrizio Romano)

【8月6日】

サントスから若手FWを獲得か!?

チェルシーは、サントスに所属するデビッド・ワシントン(18・ブラジル・FW)の獲得に近づいている。個人的な条件は合意しており、チェルシーを買収したコンソーシアム「BlueCo」が株主となったストラスブールへローン移籍する可能性が高いようだ。ワシントンは、2016年にサントスのU-11に加入、当初は左のウインガーとして起用されていたが、中々芽が出ず、2021年U-17に加入したときに、センターフォワードにコンバートされ得点を量産。2022年には公式戦30試合で30得点をマークして地位を確立。昨シーズンはトップチームで公式戦9試合に出場し2得点を記録するなど、順調に同クラブで成長していたが、チェルシーは移籍金2000万ユーロ程度(約31億円)のオファーを提示し、獲得に迫っているようだ。(Fabrizio Romano)

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【8月7日】

エンクンクの怪我の状態

7月からスタートした米国でのプレシーズンで、4試合で3得点をマークしていたクリストファー・エンクンク。しかし8月2日に行われたドルトムント戦で、相手選手とのコンタクトにより、ひざを負傷。前半22分に途中交代することになった。The Guardianによると、検査の結果、左ひざの半月板損傷と判明したようで、手術を受けた場合は数カ月間離脱する可能性があるという。なおドルトムント戦が行われた『ソルジャーフィールド』では、歌手のエド・シーラン氏のコンサートが行われた影響により、ピッチ上は劣悪な環境となっており、怪我の要因に繋がった可能性もある。