モイセス・カイセドがチェルシー移籍についてコメント【チェルシー1週間のニュース(2023年7月11日~7月17日)】

モイセス・カイセドがチェルシー移籍についてコメント【チェルシー1週間のニュース(2023年7月11日~7月17日)】

チェルシー1週間(2023年7月11日~7月17日)の主なニュースを紹介。D・フォファナがウニオンベルリンにローン移籍、モイセス・カイセドがチェルシー移籍についてコメント、ラヤン・チェルキ獲得に向けてオファーを準備、パフォーマンス責任者が決定、プリシッチがミランに移籍、インテルがルカクの獲得から撤退などの動きがあった。

Embed from Getty Images

【7月11日】

D・フォファナがローンでウニオンベルリンに移籍

チェルシーはダヴィド・ダトロ・フォファナが、ウニオンベルリンにローン移籍したことを発表した。今冬にモルデからチェルシーに移籍したフォファナは、FAカップのマンチェスターシティ戦など、公式戦4試合に出場。ウニオンベルリンは、クラブ史上初めてチャンピオンズリーグに出場するため、CLでの活躍も期待したい。

加えて、テディ・シャーマン=ロウがナショナルリーグのブロムリーにローン移籍。そして、2015年夏にチェルシー加入後、公式戦23試合に出場していたババ・ラーマンが、PAOKに完全移籍したこともあわせて発表している。(ChelseaFC)

【関連記事:チェルシーの新監督に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏。新シーズンの目標や選手に期待することは?

【7月12日】

カイセドがチェルシー移籍についてコメント

ブライトンに所属するモイセス・カイセドが、エクアドルの国営テレビネットワークに出演し、チェルシーが関心を示している状況について口を開いた。

「ビッグチームであることは事実だ。とても歴史のあるチームで、(加入に)ノーと言うことは言えないよ。自分のことを話題にされたくない人なんているのかな?対処法はわかっている。感情には流されたくないと思っているし、今のところは家族と楽しい時間を過ごしているんだ。プレッシャーはあるけど、落ち着いているよ。今は、神がどのように決断するか待っている。僕にとって何が最善かは彼が知っている」

と動向を見守りたいと話した。現在チェルシーとブライトンは交渉を進めており、少しずつではあるが進展していると報じられている。なお移籍金は、7000万ポンド(約126億円)以上になる予定だ。(Fabrizio Romano)

【7月13日】

R・チェルキ獲得に向けてオファーを準備

チェルシーは、リヨンに所属するラヤン・チェルキ(19・フランス・OMF)の獲得について関心を示しており、オファーを出す準備を進めているようだ。2010年にリヨンの下部組織に加入したチェルキ。2019年に15歳でリザーブチームデビューを飾ると、その年にプロ契約を交わしてトップチームでピッチに立ち、翌年には16歳140日でプロ初得点を記録(※リヨンのクラブ史上最年少得点者)。ウイングやセカンドストライカーなど、さまざまなポジションでプレーが可能性で、昨シーズンは公式戦39試合に出場して5ゴール、6アシストを記録している。なおリヨン側は移籍金5000万ユーロ(約77億円)を望んでいるようだが、チェルシーは3500万ユーロ(54億円)程度で獲得が可能だと考えているようだ。(ESPN)

パフォーマンス責任者が決定

チェルシーは、イングランド代表からブライス・カバナー氏を引き抜いたようだ。カバナー氏は、2016年からイングランド代表で選手のパフォーマンス面を統括しており、重要な役割を担っていた。チェルシーは昨シーズン、長年に渡りチームを支えていたフィットネスチームを解体。その影響で、怪我人が続出したこともあり、2012年9月~2017年1月までブルーズのメディカルスタッフの一員であったクリス・ヒューズ医師を復帰させていた。なおカバナー氏は、パフォーマンスの責任者として、ヘスス・ペレス アシスタントヘッドコーチと緊密に連携を取っていく予定となっている。(Daily Mail)

【7月14日】

プリシッチがミランに移籍

チェルシーは、クリスチャン・プリシッチがミランに移籍したことを発表した。2019年夏にチェルシー加入後、公式戦145試合に出場。26ゴール・21アシストを記録するなど、3つのトロフィー獲得に貢献していた。プリシッチは、

「もちろん、チェルシーでもっとチャンスをもらって、それを掴みたいと思っていたんだ。ただ理由は何であれ、この新しい挑戦にとても興奮しているし、そのための準備もできている」

とコメントした。なおミランには、ロフタスチーク、トモリ、ジルーと、チェルシーで共にプレーした選手が多くいることから、新天地でも早く馴染める可能性が高い。今後のさらなる活躍を期待したい。(ChelseaFC、AC Milan)

【7月15日】

インテルがルカクの獲得から撤退

インテルは、ロメル・ルカクを獲得しないことを決めたようだ。ルカクは昨年夏に1年間の期限付き移籍という形でインテル復帰を果たし、チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献していた。本人はチェルシー復帰を望まず、インテル残留を希望したため、インテル側も同選手の完全移籍での獲得に向けて、チェルシー側と交渉に臨んでいた。

しかしルカク側がCL決勝前から、ユベントスと交渉を行っていたことが明らかになり、インテルが激怒。ルカクはインテルのSDに電話をかけたが、自分たちの計画にないことを告げられ、30秒ほどで会話は終了したようだ。なおルカクについては、ユベントスやサウジアラビアのクラブが獲得に関心を示しており、チェルシーは4000万ユーロ(約62億円)での売却を目指している。(Gianluca Di Marzio、Fabrizio Romano)

【関連記事:約93億円でチェルシーに加入したクリストファー・エンクンク。移籍の理由やポチェッティーノ新監督の印象を明かす

【7月17日】

A・ガブリエルがサントスから加入

チェルシーは、サントスからアンジェロ・ガブリエル(18・ブラジル・WG)を獲得したことを発表した。彼は左利きのウインガーで、サントスでは前線の右サイドで主にプレー。公式戦通算129試合に出場し、5ゴール・10アシストを記録。米国のプレシーズンに帯同することも決まっているガブリエル。パフォーマンス次第では、トップチームに残る可能性もあるようだ。(ChelseaFC)