スポルティングCP所属のマヌエル・ウガルテ獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年5月16日~5月22日)】

スポルティングCP所属のマヌエル・ウガルテ獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年5月16日~5月22日)】

チェルシー1週間(2023年5月16日~5月22日)の主なニュースを紹介。メイソン・マウントが練習に復帰、ミランがルベン・ロフタスチークの獲得に向けてチェルシーと交渉、スポルティングCP所属のマヌエル・ウガルテ獲得に関心、レスターシティがグレアム・ポッター氏の招聘を検討、鼠径部を痛めたブノワ・バディアシルが最大で4カ月間の離脱、マンチェスターシティに敗れリーグ15敗目などの動きがあった。

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【5月16日】

 M・マウントが練習に復帰

 骨盤の怪我により手術を行なったメイソン・マウント。無事に手術が成功し、個別でのトレーニングを開始した。しかし、今シーズン中に試合に出場できるかどうかはまだ分からない状況のようだ。マウントについては、契約延長の交渉が難航しており、リヴァプールが獲得に関心を示しているといわれている。チェルシーは最後の最後まで契約延長を諦めないようだが…去就は不透明なものになっている。(ファブリツィオ・ロマーノ)

 【5月19日】

 ミランがロフタスチークの獲得に向けてチェルシーと交渉

 ミランが、ルベン・ロフタスチークの獲得に関心を示しており、既に交渉がスタートしているようだ。現在のところ、交渉は順調に進んでおり、彼自身も移籍に前向きになっているとファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。ミランは、ロフタスチークを今夏のトップターゲットと考えており、完全移籍の料金について話し合いを行っている。チェルシーアカデミー出身で、ここまで公式戦153試合に出場し、13ゴール・18アシストを記録するなどユーティリティな選手として重宝されている。

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【5月21日】

 M・ウガルテの獲得に関心

 チェルシーは、スポルティングCPに所属するマヌエル・ウガルテ(22・ウルグアイ・MF)の獲得を検討しているようだ。中盤の選手を補強する考えのクラブは、豊富な運動量と優れた守備能力を持ったウガルテのプレーを評価。スポルティングとは2026年夏までの契約を結んでおり、契約解除金は6000万ユーロ(約89億円)に設定されているようだ。その他にも、降格が決定したサウサンプトンのロメオ・ラビアやブライトンのモイセス・カイセドにも興味を示している。エンソ・フェルナンデスの来季のパートナーは誰になるのだろうか。(Record)

ポッター氏がレスターシティの次期監督候補に

今年4月、成績不振によりチェルシーの監督を解任されたグレアム・ポッター氏。現在はフリーとなっており、数多くのクラブが来シーズンに向けてオファーを検討しているようだ。その中で、レスターシティが監督の打診を検討しているようだ。現在18位と降格圏にいるレスターは、ディーン・スミス氏が今シーズン終了まで監督を務めることになっており、来シーズンの指揮官を探している。加えて、フランスのニースも招聘を検討しているようだ。チェルシーでは上手くいかなかったポッター氏。来シーズンはどこのクラブで指揮を取るのだろうか。(Football Insider、Nice-Matin)

【5月22日】

B・バディアシルが最大で4カ月間の離脱

マンチェスターシティ戦に向けての練習中に、鼠径部を負傷したブノワ・バディアシル。当初の見立てよりも怪我の状況が悪く、最大で4カ月間離脱する可能性があるとEvening Standardが報じられた。手術は行わない予定で、現在は松葉杖を使用しながら日常生活を送っているようだ。来シーズンが開幕してもプレーができない状況となったバディアシル。現在、ブライトンにローン中のレヴィ・コルウィルが、チェルシーに復帰しプレーをする可能性が高くなってきた。

マンチェスターシティに敗れリーグ15敗目

プレミアリーグ36試合目が行われ、チェルシーはアウェイでマンチェスターCと対戦。結果は1対0でチェルシーが敗北した。試合後ランパード暫定監督は、進歩があった試合内容、ルイス・ホールのパフォーマンス、カーニー・チュクエメカの将来性、チェルシー復活の可能性などについて話をした。

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また、今試合で先発出場したロフタスチークは、

「マンチェスターシティは最高の状態ではなかったけど、それでも脅威を与え、チェルシーも彼らのサッカーをさせなかった。ゴールのときにミスはあったかもしれないけど、それ以外はほとんどのチャンスがチェルシーのものだったし、相手と競り合っていたと思う。最後のフィニッシュまでたどり着けなかった部分はあるけど、時折いいサッカーができていたし、守備もしっかりしていた。それでも勝つのが、彼らが王者である理由なんだ。今シーズンのシティは素晴らしかった。リーグ優勝を逃しそうなときでも、必ず道を切り開いていた。チェルシーにもそういう冷酷さがあったから、それを取り戻したいんだ」

とマンチェスターシティのような冷酷さをチェルシーも取り戻さなければいけないと話した。