ベーリー共同オーナーがチームの立て直しについて言及【チェルシー1週間のニュース(2023年5月2日~5月8日)】
チェルシー1週間(2023年5月2日~5月8日)の主なニュースを紹介。ペトル・チェフ氏がプレミアリーグの殿堂入りを果たす、トッド・ベーリー共同オーナーがチームの立て直しに言及、ユスフ・フォファナの獲得に関心、ボーンマスに快勝し約2カ月ぶりに勝利、ピエール・エメリク・オーバメヤンが今夏に退団を希望などの動きがあった。
【5月3日】
アーセナルに敗れ公式戦6連敗
プレミアリーグ33試合目が行われ、チェルシーはアウェイでアーセナルと対戦。結果は3対1でチェルシーが敗北し、公式戦6連敗となった。試合後フランク・ランパード暫定監督は、全てが十分ではなかった前半、小さな収穫があった後半、ノニ・マドゥエケへの評価などについて話をした。
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また試合後ベン・チルウェルは、
「考えられる限りのネガティブな感情を抱いている。私たちは今、深い穴の中にいて、そこから抜け出すためには団結する必要がある。ハードなトレーニングを積んで、試合に臨み、ファンが望むような努力を示さなくていけない。残り5試合、ポジティブなものを提供したい」
と状況を変えるために全力を尽くすと話した。
【5月4日】
チェフ氏がプレミアリーグの殿堂入りを果たす
チェルシーのレジェンドであるペトル・チェフ氏が、プレミアリーグの殿堂入りを果たしました。チェフ氏は、
「努力と献身、そして一貫性を示した人物として認知されたい。素晴らしいセーブをすることを、ゴールを決めることと同じように感じていたし、クリーンシートの記録を誇りに思っているけど、それが勝ち点獲得というチームのため、タイトル獲得に貢献したときはもっと嬉しかった。世界最高のリーグで殿堂入りを果たしたことは非常に名誉なこと。ファンが自分に投票し、長年にわたるパフォーマンスを評価してくれたことを誇りに思っている」
と喜びのコメントを残した。2004年から2015年までチェルシーでプレーしたチェフ氏は、トップリーグで最もクリーンシートを達成したシーズンに贈られるゴールデングローブ賞を過去4回にわたって受賞するなど活躍し、4度のプレミアリーグ制覇に貢献。クラブのレジェンドであるランパード氏、ディディエ・ドログバ氏とともに、プレミアリーグの殿堂入りを果たした。(ChelseaFC)
【5月5日】
ベーリー共同オーナーがチームの立て直しに言及
チェルシーの共同オーナーを務めるトッド・ベーリー氏が、ミルケン協会の会議の場でチームの立て直しについて言及した。
「これは長期的なプロジェクトであり、長期的に熱心に取り組んでいくというのが私たちの見解。私たちはこれを解決できると強く信じている。あらゆるグローバル的な側面も含め、さまざまな市場について私たちが学んだことはたくさんあるし、ファンたちは勝利を望んでいる。私たちはそれを理解しており、私たち自身も勝つことを望んでいるんだ」
と勝利への気持ちはサポーターと同じだと明かした。グレアム・ポッター氏を解任し、現在正監督を探しているチェルシー。マウリシオ・ポチェッティーノ氏が有力といわれており、近日中に正式発表を行う予定となっている。(The Athletic、Evening Standard)
【5月7日】
ボーンマスに快勝し約2カ月ぶりに勝利
プレミアリーグ34試合目が行われ、チェルシーはボーンマスと対戦。結果は1対3で、チェルシーが約2カ月ぶりに勝利を手にした。試合後ランパード暫定監督は、白星がチームに与える影響、チルウェルの怪我の状態、途中交代のツィエク&スターリングのパフォーマンスなどについて話をした。
【関連記事:バディアシルの初ゴールなどでボーンマスに快勝したチェルシー。白星がチームに与える影響&チルウェルの怪我の状態は?】
また、今試合でゴールを決めたギャラガーは、
「監督からの主なメッセージは、ファイナルサードでより冷酷になる必要があるということだった。チームが十分にゴールを奪えていないことは誰もが知っていたから、3点を取れたことは素晴らしいこと。取り組んできたことが、この試合で発揮されたんだ。自分たちがやっていることに、みんなが少し自信を持っていたように思うし、間違いなくうまくいった。チェルシーは多くのチャンスを作って試合をコントロールした。チームとしていいパフォーマンスができたので、あとはそれを継続するだけなんだ」
とこの調子を維持していきたいと話した。
【5月8日】
ユスフ・フォファナの獲得に関心
少年時代にピザ配達をしながら、お金を稼いでいたモナコのユスフ・フォファナ(24・フランス・MF)。2020年冬にモナコに加入し、昨年のカタールワールドカップではフランス代表にも選出されるなど、活躍の場を広げている中、チェルシーとリヴァプールが彼の獲得に関して興味を示しているようだ。
現在チェルシーのTDを務めているローレンス・スチュワート氏は、前職のモナコでもTDを務めていたことから、フォファナについてのレポートをチェルシーのオーナー陣に提出。スチュワート氏は、今年1月の移籍市場でブノワ・バディアシルの獲得についても進言しており、フォファナについても獲得が実現する可能性があるようだ。今夏、ミッドフィルダーを1人確保したいと考えているチェルシーは、フォファナの他にデクラン・ライス(ウエストハムユナイテッド)、ロメオ・ラビア(サウサンプトン)などにも関心を示しているといわれている。(Daily Mail)
オーバメヤンが今夏に退団を希望
昨年夏にトーマス・トゥヘル元監督の要望により、バルセロナから移籍したピエール・エメリク・オーバメヤン。しかしトゥヘル氏が、加入からわずか5日で解任されたことで立場が難しいものになり、出場機会が限定的なものになっている。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、彼は今夏に100パーセントチームを離れる予定であり、古巣のバルセロナが同選手の再獲得に前向きなようだ。
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