来シーズンの胸スポンサーについてアリアンツと交渉【チェルシー1週間のニュース(2023年4月25日~5月1日)】

来シーズンの胸スポンサーについてアリアンツと交渉【チェルシー1週間のニュース(2023年4月25日~5月1日)】

チェルシー1週間(2023年4月25日~5月1日)の主なニュースを紹介。ドルトムントがコナー・ギャラガーの獲得に関心、アンドレ・オナナの獲得を検討、メイソン・マウントの手術が無事に成功、来シーズンの胸スポンサーについてアリアンツと交渉、理学療法士のジョゼ・カルバロ氏を再雇用、プレシーズンでドルトムントと対戦などの動きがあった。

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【4月25日】

ドルトムントがC・ギャラガーの獲得に関心

ドルトムントは、ジュード・ベリンガムの去就が不透明になっていることから、もし彼が移籍した場合に備えて代役になる選手を探しており、コナー・ギャラガーを獲得候補にリストアップしたようだ。チェルシーは過去2回の移籍市場で大量に選手を獲得しており、今夏にはトップチームの数名を移籍させなければいけない状況。ギャラガーに関しては、移籍金5000万ユーロ(約73億円)のオファーがくれば移籍を容認するようだ。(Sky Sports)

【4月26日】

A・オナナの獲得を検討

 チェルシーは、インテルに所属するアンドレ・オナナ(27・カメルーン・GK)の獲得について検討を始めたようだ。今シーズンはここまで公式戦35試合に出場し、クリーンシート16。CL準決勝進出にも貢献しており、注目が集まっている。チェルシーの関係者は、近日中にミラノ入りする見込みで、具体的な交渉がスタートする予定。なお、FFPへの抵触も危惧されているチェルシーは、できる限り支出を抑えたいと考えており、ケパを交渉に含めることも検討している。(La Gazzetta dello Sport)

【4月27日】

M・マウントの手術が成功

恥骨の怪我により、出場機会が限定されていたメイソン・マウント。今回手術を行なったことを自身のSNSで発表した。

「以前からあった不快感を解消するために小さな手術を受けた。すべてうまくいって、気分もいい。休養の時間が必要だけど、数週間後にトレーニングに戻るのが待ちきれないよ。応援のメッセージをありがとう。手術をしてくれた医療チームにも感謝している」

と無事に終わったことに安堵していた。マウントに関しては契約延長交渉が難航しており、CL準々決勝のレアルマドリード戦がチェルシーでの最後の試合になったのではないか?と様々なメディアが報じている。

ブレントフォードに敗れ公式戦5連敗

プレミアリーグ32試合目が行われ、チェルシーはホームでブレントフォードと対戦。結果は0対2でチェルシーが敗れ、公式戦5連敗となった。試合後ランパード暫定監督は、チームに自信が欠けていること、ククレジャの怪我、オーバメヤンの起用、今の状況を抜け出す方法などについて話をした。

【関連記事:ブレントフォードに敗れ公式戦5連敗のチェルシー。今の状況を抜け出す方法は?

また、試合後インタビューに応えたトレヴォ・チャロバーは、

「チームとして団結しなければならない。選手たち、チームにとって今は明らかに困難な時期なんだ。今は誰もが同じことを感じている。自分たちにできることはトレーニングに励み、試合でベストを尽くしていくことだけなんだ」

と厳しい状況が続いていると話した。

【4月28日】

来シーズンの胸スポンサーについてアリアンツと交渉

今夏に『3(Three)』との胸スポンサー契約が満了するチェルシー。チェルシーのオーナー陣は、来シーズンの胸スポンサーを探しており、ドイツのアリアンツ(※保険会社。資産運用会社などを傘下に持つ世界有数の金融グループ)と交渉を行っているとSky Sportsが報じた。3(Three)とは、年間4000万ポンド(約63億円)の契約となっているが、来シーズンはそれ以上の金額での契約を目指しているオーナー陣。しかし、来季はCLやELに出場できない状況になっており、交渉は難航することが予想されている。

理学療法士のジョゼ・カルバロ氏を再雇用

チェルシーは、昨年の9月にクラブを去ることになった理学療法士のジョゼ・カルバロ氏を再雇用した。選手たちが彼の再雇用を強く望んだことから、カルバロ氏は再びクラブで働くことになった。チェルシーは昨年9月に新オーナー体制に変わり、メディカル部門のスタッフを一新していたが、怪我人が続出。選手たちから不満の声が多くあったことで、オーナー陣も再雇用をせざるを得ない状況になったようだ。(Evening Standard)

【4月29日】

P・ミッチェル氏の雇用を計画か!?

チェルシーは、現在モナコで役員を務めているポール・ミッチェル氏を雇用する計画を立てているようだ。ミッチェル氏は、ソン・フンミン、サディオ・マネなどの選手を発掘した人物。チェルシーは、マウリシオ・ポチェッティーノ氏を次期監督として招へいしようと考えており、共にトッテナム時代に働いた経験を持つことから、今の状況を一新するために必要な人物として白羽の矢が立っているようだ。(The Sun)

【4月30日】

プレシーズンでドルトムントとの対戦が決定

プレシーズンのアメリカツアー第5戦目(最終戦)として、8月2日にボルシアドルトムント(シカゴ、ソルジャーフィールド)と対戦することが決まった。チェルシーは、7月からスタートする米国でのプレシーズンで、5つのチームと対戦(7月19日・レクサム、7月22日・ブライトン、7月26日・ニューカッスルU、7月30日・フルハム、8月2日・ドルトムント)する予定。ビジネス面を担当するトム・グリック氏は、

「2023年の米国ツアーの一環としてシカゴを訪れ、ソルジャーフィールドという象徴的な会場でプレーできることを嬉しく思っている。我々はアメリカにおける強力なファンベースを誇りに思っており、この夏、シカゴでファンに会えることを楽しみにしているんだ」(ChelseaFC)

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