ジョゼ・モウリーニョ氏に監督の打診か!?【チェルシー1週間のニュース(2023年4月4日~4月10日)】
- 2023.04.11
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- Tempus Ex Machina, チェルシー, Chelsea, ベン・チルウェル, ジョゼ・モウリーニョ, フランク・ランパード
チェルシー1週間(2023年4月4日~4月10日)の主なニュースを紹介。リヴァプール戦は4戦連続スコアレスドロー、暫定監督にフランク・ランパード氏が就任、Tempus Ex Machinaとパートナーシップを締結、ジョゼ・モウリーニョ氏にアプローチを開始、ベン・チルウェルが2027年まで契約を延長する予定などの動きがあった。
【4月5日】
リヴァプール戦はスコアレスドロー
プレミアリーグの29試合目が行われ、チェルシーはホームでリヴァプールと対戦。結果は、0対0の引き分け。サルトール暫定監督は、決定力不足、カンテの途中交代、初めてリーグで指揮をした感想、ウルブス戦で監督を務める可能性などの話をした。
【関連記事:リヴァプールと公式戦4試合連続でスコアレスドローとなったチェルシー。暫定監督が決定力不足&カンテの途中交代について言及】
また試合後ハヴァーツは、
「チェルシーにとってはフラストレーションの溜まる試合だった。リヴァプールと対戦した近年の試合と比べると、相手のクオリティもそれほど高くなく、もちろんホームだったから、そこも悔やまれる。自分のも含めて何度か得点のチャンスはあったけど、サッカーはボールをゴールに入れることがすべてであり、それができなかった。VARによって2つのゴールが取り消されたけど、別の日だったら有利に働き、勝ち点3を獲得できたかもしれない。ゴールが認められないというのはもちろんいい気分ではないけど、こういうこともある。ピッチにいる誰もがそうであるように自分も得点したいけど、残念ながらそうならずに悔しい思いをしている」
と結果が中々でない状況を嘆いた。(ChelseaFC)
【4月6日】
暫定監督にランパード氏が就任
ポッター監督を解任したチェルシー。サルトール暫定監督がリヴァプール戦を指揮していたが、クラブはレジェンドのフランク・ランパード氏が、今シーズン終了までの暫定監督に就任したことを発表した。チェルシー会長のトッド・ベーリー氏と共同経営者のベフダド・エグバリ氏は、ランパード氏の監督就任について、
「彼をスタンフォードブリッジに再び迎えることを嬉しく思います。ランパード氏はプレミアリーグの殿堂入りを果たした、このクラブのレジェンド。私たちは、正式に監督を探すための徹底的で網羅的なプロセスを続ける中で、クラブとファンに残りのシーズン、明確で安定した計画を提供する必要があると考えました。私たちは、成功を掴むために全力を尽くしたいと考えており、彼はその目標を達成するために必要なすべての特徴と資質を備えている。今季残りのすべての試合で最高の結果を出すために、私たち全員でランパード氏を全面的にバックアップしていく」
とコメント。ランパード氏は、2021年1月にチェルシーの監督を解任。その後は、エヴァートンで指揮を取っていたが、成績不振により今年1月に解任されていた。チェルシーは、1シーズンで4人が指揮を取る異例の年となっている。(ChelseaFC)
Tempus Ex Machinaとパートナーシップを締結
チェルシーは、Tempus Ex Machinaと7 年間のパートナーシップを締結したことを発表した。Tempus Ex Machinaは、スポーツおよびエンターテイメント業界に革命を起こす最先端のテクノロジー企業。クラブは、公式アプリ、デジタルおよびモバイルのファンエンゲージメント、スタジアム内のファンの強化、スポンサーの活性化、コーチング、トレーニング、プレーヤーの健康など、クラブの運営に関して利用していく。(ChelseaFC)
【4月7日】
モウリーニョ氏に監督の打診か!?
チェルシーは、現在ローマ監督を務めるジョゼ・モウリーニョ氏にアプローチを取っているようだ。モウリーニョ氏は、2004年から2007年、2013年から2015年の2度にわたってチェルシーを指揮。同クラブに3度のプレミアリーグとリーグカップ、FAカップをもたらしている実績があり、新指揮官の候補者として名前が挙がっているようだ。その他にもルイス・エンリケ氏、ユリアン・ナーゲルスマン氏、ヌーノ・エスピリト・サント監督(現アル・イテハド)など、多くの指導者とコンタクトを取り、新シーズンに向けて監督を選定している。(Relevo)
I・ブラウンが現役を引退
2021年夏にチェルシーからプレストンノースエンドに完全移籍したイザイア・ブラウン。ヒザ前十字じん帯、アキレス腱断裂など様々なケガの影響を理由に26歳の若さで現役を引退した。ブラウンは自身のSNSで引退を表明。
「2度のアキレス腱の手術から長い年月を経て、プロフットボーラーから引退しなければならなくなったことは、とても悲しく、重い心境。大好きなスポーツをプレーできることは、自分の人生に多くの幸せな時間をもたらしてくれた。また、家族や友人の愛とサポートがなければ乗り越えられなかったであろう、多くの困難もあった。
4歳のときから母と祖父が僕のために払ってくれた犠牲のおかげで、僕がずっと憧れていた人生を送ることができた。ピーターバラからウエストブロムまで、週に3、4回、放課後に車を走らせ、トレーニングや試合に連れて行ってくれたことは、一生感謝し続ける。幼い頃に憧れていたチェルシーでデビューすることができた。そしてウェンブリーでハダースフィールドと一緒にプレミアリーグに昇格したことも忘れられない。あれは、僕の人生の中で最も幸せで偉大な瞬間の1つだよ」
ウエストブロムでプロデビューを飾ったブラウンは、2013年にチェルシーに完全移籍。トップチームでは、2015年5月に行われたプレミアリーグのウエストブロム戦に途中出場していた。
【4月8日】
ウルブス戦は惜敗
プレミアリーグ30試合目が行われ、チェルシーはウルブスと対戦。結果は1対0でチェルシーが敗北し、公式戦4試合未勝利となった。ランパード暫定監督は、チームに欠けているもの、カンテの状況、マウントの怪我の状態、CL・レアルマドリード戦などについて話した。
【関連記事:ウルブスに惜敗し4試合未勝利のチェルシー。ランパード暫定監督がチームに欠けているものを明かす】
また、この試合で久しぶりに先発出場したコナー・ギャラガーは、
「残念な試合だった。自信もあったし試合に向けて盛り上がっていたから、残念だし怒りを覚える。クラブのため、そしてファンのために試合に勝ちたいが、今はうまくいかないんだ。改善できるところはたくさんあるし、もっとうまくやれるはず。個人的にもチームとしても、反省すべきところがある。今日は十分なプレーができなかった」
と悔しさを露呈した。チェルシーは現在リーグ11位。チャンピオンズリーグ出場圏内となる4位以内は、絶望的となっている。(ChelseaFC)
【4月10日】
チルウェルが2027年まで契約を延長する予定
ベン・チルウェルは、チェルシーとの契約延長にサインをするとThe Athleticが報じた。現在は2025年夏までとなっているが、今回の契約で2027年夏まで延長する予定のようだ。チルウェルは、2020年夏にレスターシティからチェルシーに加入。2021年冬には十字靭帯を損傷し長期離脱となったが、ここまで公式戦80試合に出場。最近は好パフォーマンスを維持しており、チームに欠かせない存在となっている。
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