2022カタールW杯 決勝トーナメントに進出したチェルシーの選手は11人。ドイツ代表のハヴァーツはGSで敗退

2022カタールW杯 決勝トーナメントに進出したチェルシーの選手は11人。ドイツ代表のハヴァーツはGSで敗退

FIFAカタールW杯2022のグループステージ全3節が終了し、決勝トーナメントに進出する16チームが決定した。ベスト16入りを果たしたのはオランダ、アメリカ、イングランド、セネガル、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、ポーランド、日本、スペイン、モロッコ、クロアチア、ブラジル、スイス、ポルトガル、韓国となっており、チェルシー所属の選手は11人が決勝トーナメントに進出した。

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今回は、カタールW杯決勝トーナメントに進出したチェルシーの選手たちの結果を紹介。日程&試合スケジュール、チェルシー所属の選手が出場する放送情報も併せて掲載していく。

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【セネガル代表(メンディ、クリバリ)】

2大会連続3度目のW杯出場となったセネガル。グループAに入り、オランダ(0対2●)、カタール(1対3〇)、エクアドル(1対2〇)と対戦し、2勝1敗の2位で2002年の日韓W杯ワールドカップ以来、20年ぶりとなるベスト16入りを果たした。最終節ではエクアドルと対戦し、キャプテンのカリドゥ・クリバリが決勝ゴールを決めるなど、大きな役割を果たした。クリバリは、

「(エクアドル戦で)ゴールを決めることができたのは、最高の瞬間だった。W杯でゴールを決めるのは誰もが子供の頃に夢みることだし、67試合目で代表初ゴールを決められて本当に嬉しい。自分たちがいいチームであること、アフリカ王者であることを世界の舞台で証明したいんだ」

と喜びのコメントを残した。なお、決勝トーナメント1回戦ではイングランド(12月5日4時~)と対戦することが決まっており、守護神メンディの活躍が期待される。

【イングランド代表(マウント、スターリング、ギャラガー)】

1966年大会以来2度目の優勝を目指すイングランドは、グループBに入り、イラン(6対2〇)、アメリカ(0対0△)、ウェールズ(0対3〇)と対戦し、2勝1分の首位で2大会連続ベスト16入りとなった。グループステージ初戦となったイラン戦ではスラヒーム・ターリングがW杯で初ゴールを記録するなど活躍。メイソン・マウントもイラン戦、アメリカ戦と先発出場していた。なお、コナー・ギャラガーはここまで出場機会がない状態。決勝トーナメント1回戦では、セネガル(12月5日4時~)と対戦することが決定している。

【アメリカ代表(プリシッチ)】

2大会ぶり11度目のW杯出場となったアメリカは、グループBに入り、ウェールズ(1対1△)、イングランド(0対0△)、イラン(0対1〇)と対戦し、1勝2分の2位となり、8年ぶりに決勝トーナメント進出を決めた。クリスティアン・プリシッチは、3試合全て先発出場。最終節のイラン戦では決勝ゴールを決めるなど、自身のパフォーマンスをアピールしている。なお、ゴール時に相手ゴールキーパーと交錯して負傷し、骨盤の挫傷と診断。しかし、決勝トーナメント初戦となるオランダ戦(12月4日0時~)に間に合うとアメリカ代表が発表している。

【スペイン代表(アスピリクエタ)】

2010年の南アフリカ大会以来2度目の優勝を目指すスペインは、グループEに入り、コスタリカ(7対0〇)、ドイツ(1対1△)、日本(2対1●)と対戦。結果は、1勝1分1敗で2位となり、2大会連続でベスト16に入った。セサル・アスピリクエタは、コスタリカ戦、日本戦で先発出場。日本戦では、1アシストを記録する活躍を見せている。なお、決勝トーナメント1回戦ではツィエクがいるモロッコ(12月7日0時~)と戦うことが決定した。

【モロッコ代表(ツィエク)】

 2大会連続6度目のW杯出場となるモロッコは、グループFに入り、クロアチア(0対0△)、ベルギー(0対2〇)、カナダ(1対2〇)と対戦し、2勝1分で首位通過。36年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。ハキム・ツィエクは3試合全て先発出場し、1ゴール・1アシストと大活躍。決勝トーナメント1回戦では初のベスト8進出を目指し、スペイン(12月7日0時~)と対戦する。

【クロアチア代表(コバチッチ)】

前回のロシア大会で、同国史上初となる準優勝を飾ったクロアチア代表は、グループFに入り、モロッコ(0対0△)、カナダ(4対1〇)、ベルギー(0対0△)と対戦。結果は1勝2分で2位となり、2大会連続で決勝トーナメント進出を決めた。マテオ・コバチッチは、3試合全てに先発出場しチームの中盤をけん引。決勝トーナメント初戦は、グループEを首位で通過した日本(12月6日0時~)と対戦する。

【ブラジル代表(シウバ)】

20年ぶり6度目の優勝を目指すブラジル。グループGに入り、セルビア(2対0〇)、スイス(1対0〇)、カメルーン(1対0●)と対戦。結果は2勝1敗で1位となり、10大会連続でベスト16入りを果たした。4大会連続W杯出場のチアゴ・シウバは、セルビア戦、スイス戦で先発しクリーンシートに貢献。決勝トーナメント初戦は、韓国(12月6日4時~)と対戦する。

【スイス代表(ザカリア)】

ユベントスからシーズンローンでチェルシーに加入中のデニス・ザカリアは、スイス代表に選出。グループGに入り、カメルーン(1対0〇)、ブラジル(1対0●)、セルビア(2対3〇)と対戦。結果は2勝1敗、ブラジルと勝点で並んだが、得失点差で2位通過となった。なおザカリアは、セルビア戦で今大会初の出場を果たした。決勝トーナメント1回戦は、ポルトガル(12月7日4時~)と対戦する。

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グループEに入ったドイツ代表は、最終節のコスタリカ戦でカイ・ハヴァーツが2得点を挙げる活躍を見せ、2対4で勝利したが、得失点差でグループステージ敗退。ドイツが2大会連続グループステージで敗退するは歴史上初めてのこととなった。加えてウェールズ(イーサン・アンパドゥ)、ベルギー(ロメル・ルカク)、ガーナ(ババラーマン)もグループステージで敗退した。

【放送情報】

日本でのカタールW杯の放映権は、地上波だとNHK、テレビ朝日、フジテレビが獲得し、一部の試合を中継する。また、ネット配信の「ABEMA」においては全64試合ライブ配信を行う。なお、チェルシーの所属選手が地上波で見られる決勝トーナメント1回戦の試合は、以下の通りとなっている。

NHK

【12月5日4時~・イングランド対セネガル】

イングランド(マウント、スターリング、ギャラガー)

セネガル(メンディ、クリバリ)

フジテレビ

【12月6日0時~・日本対クロアチア】

クロアチア(コバチッチ)

【12月6日0時~・モロッコ対スペイン】

モロッコ(ツィエク)

スペイン(アスピリクエタ)

テレビ朝日

【12月7日4時~・ポルトガル対スイス】

スイス(ザカリア)

【日程&試合スケジュール】

カタールW杯は日本時間の2022年11月21日に開幕し、12月19日の決勝まで、全64試合を行うスケジュールとなっている。

グループリーグ・11月21日~12月3日

ラウンド16・12月4日~12月7日

準々決勝・12月10日~12月11日

準決勝・12月14日~12月15日

3位決定戦・12月18日

決勝・12月19日

※データは2022年12月3日時点