J・フェリックスの獲得に関心か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年11月22日~11月28日)】

J・フェリックスの獲得に関心か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年11月22日~11月28日)】

チェルシー1週間(2022年11月22日~11月28日)の主なニュースを紹介。クリストファー・エンクンクの移籍が確定!?加入は2023年夏、アルセン・ザハリャンと個人合意、トレヴォ・チャロバーが2028年夏までの契約延長にサイン、ジョアン・フェリックスの獲得に関心、カタールW杯グループステージ2節が終了(チェルシー所属選手の結果は?)、ポジションに悩むカイ・ハヴァーツなどの動きがあった。

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【11月22日】

 『移籍情報・エンクンクの移籍が確定!?加入は2023年夏』

 ライプツィヒに所属するクリストファー・エンクンクのチェルシー移籍が決まったとLe 10 Sportが報じた。既に9月にはメディカルチェックを終えており、クラブ間でも移籍金7000万ユーロ前後(約100億円)で合意。加入は2023年夏で、長期契約の予定となっている。エンクンクはカタールW杯のメンバーに選出されていたが、練習中に外側側副じん帯(LCL)の断裂を負ったため、フランス代表から離脱し、復帰までにも数カ月間かかる見込み。今シーズン公式戦23試合に出場し、17ゴール・4アシストを記録するなど、調子が良かっただけに負傷はとても残念だったが、早期での完全回復を願いたい。

【11月23日】

 『移籍情報・ザハリャンと個人合意』

 チェルシーは、ディナモモスクワに所属するアルセン・ザハリャンと個人合意に至ったと報じられた。本人も昨夏からチェルシーへの移籍を希望していたこともあり、問題なく長期的な契約の合意にサインしたようだ。なお、ディナモモスクワとの交渉は、2023年に完了する予定。早ければ2023年1月の移籍市場で契約が完了するかもしれない。(ファブリツィオ・ロマーノ氏)

『移籍情報・16歳の若手CBに関心』 

チェルシーは、アストンビラに所属するトリストン・ロウ(16・イングランド・SB)の獲得に興味を示している。16歳ながら、今シーズン既にU18のカテゴリーなどで公式戦7試合に出場しており、多くのクラブが注目。ユースチームの強化を図るチェルシーもロウを調査し始めたようだ。(Evening Standard)

【11月25日】

 『試合情報・アブダビでアストンビラと対戦』

 アブダビで行われるCBFアルワフダチャレンジカップで、アストンビラと対戦することが発表された。試合は12月11日、現地時間18時10分(日本時間23時10分)からアルナヒヤンスタジアムでキックオフ予定となっている。なお、チェルシー公式ウェブサイトとThe 5th Standのアプリで放送することが決定。カタールW杯に出場していないアルマンド・ブロヤ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ケパなどトップチームの選手に加え、ユース所属のオマリ・ハッチンソン、チェーザレ・カサデイらの出場もあるかもしれない。(Chelsea FC)

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 『チャロバーが2028年夏までの契約延長にサイン』

 チェルシーは、トレヴォ・チャロバーと契約を延長したことを発表した。契約は、2028年夏+1年のオプション付きとなっている。チャロバーは、

「この契約にサインできて感無量だよ。みんなも知っているように、自分は小さい頃からここにいて、ここで続けることは子供のころからの夢なんだ。これからもこのクラブのために全力を尽くしていく」

とコメント。ウェズレイ・フォファナの長期離脱により、10月から先発のチャンスを掴んだチャロバー。今後の成長も楽しみだ。(ChelseaFC)

【11月27日】

『移籍情報・フェリックスの獲得可能性あり!?』

チェルシーはアトレティコマドリードに所属するジョアン・フェリックス(23・ポルトガル・FW)の獲得について興味を示しているようだ。ここまで公式戦18試合に出場し、4ゴール・3アシストを記録しているが、出場機会が少ないフェリックスは移籍を希望。クラブも不満を抱える選手を残すことはリスクと考えており、移籍を容認する可能性が高いようだ。なお、候補としてはバイエルンミュンヘン、PSG、マンチェスターユナイテッド、チェルシーの4クラブが挙がっている。(Marca)

『ポジションに悩むハヴァーツ』

11月23日に行われたカタールW杯ドイツ対日本戦に先発出場したカイ・ハヴァーツ。トップのポジションで起用されたものの得点することができず、チームも逆転負けと良いところがなく試合を終えた。その後の記者会見にでハヴァーツは、

「ポジションの問題については、本当に頭を悩ませているよ。僕が右でも左でも、9番でも10番でもプレーできることは、誰もが知っている。9番というポジションはとても気に入っているが、ストライカーとしてゴールを決めなければならないことも知っている」

と多くのポジションをこなせるがゆえの悩みを話した。11月28日に行われたスペイン戦では出場機会がなかったハヴァーツ。最適解を見つけるにはまだ時間が掛かりそうだ。(90MIN)

-チェルシー所属選手のカタールW杯 結果まとめ-

2022年11月29日までにカタールW杯グループステージの2節が終了した。グループAに入ったセネガル(クリバリ、メンディ)は1勝1敗の勝点3で3位。最終節では2位のエクアドル(勝点4)と対戦し、勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる。

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グループBのイングランド(マウント、スターリング、ギャラガー)は、1勝1分の勝点4で首位。最終節でウェールズと対戦し、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。一方、勝点1で最下位のウェールズ(アンパドゥ)はイングランドに勝利すれば、イラン対アメリカ戦の結果次第で、僅かだがベスト16入りの可能性がある。アメリカ(プリシッチ)は勝点2で3位。決勝トーナメント進出のためには、勝利が必須となっている。

グループEのスペイン(アスピリクエタ)は、1勝1分の勝点4で首位。最終節で日本と対戦し、引き分け以上で決勝トーナメントに進出。一方ドイツ(ハヴァーツ)は、1分1敗の勝点1で最下位。最終節のコスタリカ戦で勝利し、日本が負けた場合or日本が引き分けてドイツが2点差以上で勝利すれば決勝トーナメントに進出できるという厳しい状況だ。

グループFのクロアチア(コバチッチ)は、1勝1分の勝点4で首位。最終節でベルギーと対戦し、引き分け以上でベスト16入りが決まる。ベルギーに勝利するなど好調なモロッコ(ツィエク)は、1勝1分の勝点4で2位。最終節でカナダと対戦し、クロアチア同様引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。一方ベルギー(ルカク)は、クロアチアに勝利することで決勝トーナメント行きが確定。引き分けた場合は、モロッコが負けた場合のみ得失点差で決まる。

グループGのブラジル(シウバ)は、セルビア、スイスを破り勝点6で、決勝トーナメント進出を決めている。スイス(ザカリア)は、1勝1敗の勝点3で2位。セルビアとの最終節、引き分け以上で決勝トーナメント進出が濃厚。もしスイスが引き分けた場合、同時刻に行われるカメルーン対ブラジル戦で、カメルーンが2点差以上でブラジルを破れば、カメルーンが決勝トーナメントに行くことになる。

グループHのガーナ(ババラーマン)は、1勝1敗の勝点3で2位。最終節でウルグアイと対戦し、勝利すれば決勝トーナメント進出。引き分けた場合は、韓国対ポルトガルで、韓国が2点差以上で勝利するとグループステージ敗退となってしまう。

12月3日でグループステージが終了し、12月4日からいよいよ決勝トーナメントがスタート。決勝は12月19日となっている。