来夏いよいよライスが移籍か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年11月15日~11月21日)】

来夏いよいよライスが移籍か!?【チェルシー1週間のニュース(2022年11月15日~11月21日)】

チェルシー1週間(2022年11月15日~11月21日)の主なニュースを紹介。グローバル人材・移籍担当ディレクターが決定、ガリー・ケーヒルが現役引退を発表、完全移籍を目指しロメル・ルカクをチームに戻す可能性あり、来夏いよいよデクラン・ライスが移籍か!?、カタールW杯でラヒーム・スターリングが初得点を記録などの動きがあった。

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【11月15日】

 グローバル人材・移籍担当ディレクターが決定

 チェルシーは、ポール・ウィンスタンレー氏をグローバル人材&移籍担当ディレクターに任命したことを発表した。彼はブライトンで8年間、人材発掘マネージャーと採用責任者を務め、育成に大きく貢献していた。ウィンスタンレー氏は、

「チェルシーに加入し、グレアム・ポッター監督と一緒に仕事ができることに感激している。新しいオーナーシップとこのプロジェクトには、本当に興奮と勢いがある。クラブが新しい時代に向かっていく中で、このような素晴らしい仲間たちと一緒に働くことを楽しみにしているんだ」

とコメントした。またチェルシーの会長であるトッド・ベーリー氏と共同経営者であるベフダド・エグバリ氏は、

「彼は非常に尊敬されており、チェルシーを前進させるために我々と密接に協力してくれるだろう。才能、野心、献身にあふれた世界クラスのスポーツチームを作り続けていく上で、重要な幹部となる人物。ポールは我々の哲学を共有しており、組織にスムーズに溶け込めるだろう」

 と期待を寄せていた。(ChelseaFC)

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 【11月16日】

 ケーヒルが現役引退を発表

 チェルシーのキャプテンを務めた、ガリー・ケーヒルが現役を引退した。ケーヒルは自身のSNSで、こうコメントを残した。

「チャンピオンズリーグやプレミアリーグでの優勝といった最高の瞬間。そしてチェルシーでキャプテンを務め、FAカップ優勝を果たしたことは、永遠に私の心に残る。また、チームメイトや監督、スタッフなどサッカー界で活躍する多くの人たちと素晴らしい友情を育んできた。20年間、毎日トレーニングに励み、自分が所属していたチームの成功のために、最高のコンディションでプレーができるように努力を重ねてきた。選手を辞めるという決断は簡単なことではなかったけど、今が次のステージに進む時だと感じている。サッカーは常に僕の一部であり、愛しているもの。人生の新しい章が始まる時、後ろ向きではなく、前向きになることが重要なんだ」

チェルシーでは公式戦290試合に出場し、25ゴール・7アシストを記録。8つのトロフィー獲得に貢献するなど、チェルシーのディフェンスラインを長年支えてくれた。

【11月17日】

 アスピリクエタがW杯の意気込みを語る

 3度目のW杯出場となるセサル・アスピリクエタが、今大会の目標について話をした。

「自分たちのアイデンティティと、長い間一緒にやってきたやり方を維持し、それを試合で発揮することが、とても重要なんだ。W杯は、誰もが自分の最高のレベルでプレーしたいと思う世界最大の大会で、選手たちの立場からすれば、そこに適切なタイミングでたどり着けるように努力している。過去2大会は、あまり良い結果が出せていないけど、どういう雰囲気か、W杯がどれだけ大きな大会なのかを理解する経験ができた。今回は、ヨーロッパのシーズンの真っ只中ということもあり、これまでとは違った大会になるだろうね。早く適応したチームが優位に立つと思う」

と謙虚ながらも過去2大会の経験を活かし、良い大会にすることを誓った。(ChelseaFC)

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 【11月20日】

 完全移籍を目指し一時的にルカクをチームに戻す!?

 チェルシーの共同オーナーであるベーリー氏は、来夏に新しい買い手を探すため、インテルにシーズンローン中のロメル・ルカクをロンドンに戻す可能性があるようだ。特に、今回のカタールW杯でパフォーマンスが良かった場合は、来シーズンのローンを避け、完全移籍で他のチームに売却する考えがある。また、インテル側も怪我でほとんど稼働ができていないルカクを今季限りで見切り、ボルシアMGのマルクス・テュラム獲得に動き出したようだ。移籍金1億1500万ユーロ(約160億円)をかけてルカクを獲得したチェルシー。少しでもその金額を回収するため、新オーナー陣は完全移籍での収入を目指している。(La Gazzetta dello Sport、Calciomercato)

 【11月21日】

来夏いよいよライスが移籍か!?

ウエストハムユナイテッドの情報を提供するExWHUEmployeeが、デクラン・ライスの来夏の去就について報じた。2024年夏まで、ウエストハムU契約を結んでいるライス。デイビッド・モイーズ監督は、ライス獲得に必要な移籍金が最低でも1億5000万ポンド(246億円)であることや、それでも彼が非売品であることをこれまで公言してきた。しかし、来夏になると契約が残り1年となるため、獲得を望むチームのオファーを聞くことになるようだ。また、ライス自身もウエストハムUの契約延長を断り続けており、ステップアップを希望している。チェルシーのほか、レアルマドリードやマンチェスターユナイテッドが獲得を希望しており、今から来夏の去就に注目が集まっている。

スターリングがW杯で初得点

カタールW杯グループステージ初戦(B組)で、イランと対戦したイングランド。ラヒーム・スターリング、メイソン・マウントが先発出場し、6対2で勝点3を獲得。また、スターリングはW杯で初ゴールを記録した。なお、同日に行われたセネガル対オランダ(A組)では、カリドゥ・クリバリ、エドゥアール・メンディが先発出場したが、オランダに2失点を喫し初戦を落とした。そして、イングランドと同組のアメリカ対ウェールズでは、クリスチャン・プリシッチ(アメリカ)、イーサン・アンパドゥ(ウェールズ)が先発出場。こちらは1対1の引き分けで終わっている。