チェルシー前監督のトゥヘル氏が解任後の心境を明かす【チェルシー1週間のニュース(2022年10月25日~10月31日)】
チェルシー1週間(2022年10月25日~10月31日)の主なニュースを紹介。オドイがチェルシーでの将来についてコメント、4シーズン連続でCL決勝にトーナメント進出、テクニカルディレクターが決定、ギマランイスの獲得に関心、ジェームズが怪我の状況を明かす、トゥヘル氏がチェルシー監督解任後初のインタビューに応えるなどの動きがあった。
【10月25日】
オドイが将来についてコメント
今シーズンレバークーゼンにローン移籍中のカラム・ハドソン・オドイ。ここまで公式戦12試合に出場、チャンピオンズリーグのアトレティコマドリード戦ではゴールを挙げるなど、出場機会を得ている。そんなオドイが、BBCのインタビューで将来のことについて言及した。
「もちろん、シーズンが終わればチェルシーに戻るだろうけど、将来がどうなるかは分からないよ。今はレバークーゼンにいて、できるだけチームに貢献することに集中している。まだそんなに先のことは考えていないんだ」
チェルシーはスターリングを獲得したもののサイドのポジションが手薄な状態。来シーズンこそ、チェルシーで覚醒してほしい選手だ。
【10月26日】
CL決勝トーナメント進出が決定
チャンピオンズリーググループステージ第5戦目が行われ、チェルシーはアウェイでザルツブルクと対戦。結果は1対2とチェルシーが勝利し、4シーズン連続で決勝トーナメント進出を決めた。試合後ポッター監督は、カイ・ハヴァーツのスーパーゴール、マテオ・コバチッチの途中交代、クリスティアン・プリシッチ&ラヒーム・スターリングの起用方法などについて話した。
【関連記事:ハヴァーツのスーパーゴールなどでCLザルツブルク戦に勝利したチェルシーが決勝T進出。コバチッチ途中交代の理由は?】
テクニカルディレクターが決定
モナコでテクニカルディレクター務めていたローレンス・スチュワート氏が、チェルシーのテクニカルディレクターに就任することが発表された。以前は、レッドブルサッカーインターナショナルでスカウティング主任やマンチェスターシティのパフォーマンス分析、エヴァートンのシニア採用コーディネーターを務めた経験があり、実績は十分だ。スチュワート氏は、
「チェルシーに参加できることを嬉しく思うとともに、新しいオーナーグループのもとでのクラブのビジョンと方向性に賛同している。クラブの一員として、最高レベルのピッチで常に勝利を収め、才能ある選手を育成するための土台を提供し、世界クラスのグローバルスポーツ組織を構築していきたい」(ChelseaFC)
【10月27日】
リクルート&タレント共同ディレクターが決定
サウサンプトンでシニア採用の責任者を務めていたジョー・シールズ氏が、チェルシーでリクルート&タレント共同ディレクターに就任することが発表された。サウサンプトンの前は、マンチェスターシティに9年間在籍し、アカデミー採用・人材管理の責任者などを務めていた。チェルシー共同支配株主のベハダ・エグバリ氏は、
「彼はチェルシーにとって素晴らしい人材となるだろう。私たちには明確な計画があり、近代的でデータに基づいた哲学を採用する予定なんだ。チェルシーで継続的な勝利を築くことを熱望し、深く、協力的な経営陣を集めているところ。 ジョーは素晴らしい実績がある。世界クラスのサッカー組織を継続的に構築するのを助けてくれる、強力なリーダーとチームプレーヤーをもう一人得たと確信している」(ChelseaFC)
ギマランイスへのオファーを準備!?
ニューカッスルUに所属するブルーノ・ギマランイス(24・ブラジル・MF)の獲得に関心を示しているようだ。今シーズン、公式戦10試合に出場し、2ゴール・2アシストを記録。中盤を補強したいチェルシーは、2023年1月の移籍期間にオファーを送る可能性がある。(GOAL)
【10月29日】
ジェームズが現在の怪我の状態を明かす
10月11日に行われたCLミラン戦で膝を負傷したリース・ジェームズ。検査の結果、8週間の離脱と診断された。そんなジェームズが、The Sunのインタビュー現在の心境を明かした。
「リハビリを始めて2週間。日々を大切に過ごしている。怪我がどれくらいの期間かかるかは分からないけど、ポジティブに考えるようにしている。痛みはないんだ。だけど(リハビリの)スピードを上げようとすると、ちょっと危険かもしれない。ケガの初期段階はより我慢が必要で、頭を切り替えることが重要だ。いつまた走れるようになるかは分からない。毎日診察を受けて、電気器具を使った治療を受けている。ジムやプールにも通う。その後はさらに治療が続いていくだろう」
【10月30日】
ブライトン戦は4失点で大敗
プレミアリーグ2022-23シーズンの12試合目が行われ、チェルシーはアウェイでブライトンと対戦。結果は4対1で、チェルシーが大敗を喫しました。試合後ポッター監督は、チェルシーでの初黒星、ケパの怪我について、スターリング&プリシッチのサイド起用などについて話した。
【関連記事:ブライトンに4失点で大敗したチェルシー。初の黒星&ケパの負傷についてポッター監督が言及】
トゥヘル前監督が解任後初のインタビューに応える
2021年1月にチェルシーの指揮官に就任したトーマス・トゥヘル氏。チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップの優勝に貢献したが、9月6日にチェルシーの監督を解任。その後は沈黙を守っていたが、SportStarのインタビューで現在の心境を明かした。
「チェルシーでの日々は、とても楽しかった。僕にとってはあまりにも早く終わってしまったけど、僕の手には負えないことだった。これも契約の一環なんだ。CLで優勝できるなんて、思ってもみないようなレベルだったけど、決勝戦(マンチェスターC)など、本当に満足できる試合が多かったんだ。今後については、まだ決めていないよ。今は休養の時期なんだ」
とリラックスした様子で話していた。次期イングランド代表監督の噂もあるトゥヘル氏。去就が注目される。
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