スターリング&クリバリが正式に加入etc【チェルシー1週間のニュース(2022年7月12日~7月18日)】

スターリング&クリバリが正式に加入etc【チェルシー1週間のニュース(2022年7月12日~7月18日)】

チェルシー1週間(2022年7月12日~7月18日)の主なニュースを紹介。米国で行われるプレシーズンが開幕、スターリング&クリバリが正式にチェルシーに加入、期待の若手選手オマリ・ハッチンソン加入などの動きがあった。

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【7月12日】

バロがオーストリアのチームへ完全移籍チェルシーU23に所属していたティエルノ・バロ(20・オーストリア・MF)が、オーストリアのヴォルフスベルガーACに完全移籍した。2018年夏にチェルシーに加入したバロは、U18や育成チームで活躍を見せていたが、フリーで同クラブに完全移籍することになった。

【7月14日】

スターリング獲得を正式に発表…マンチェスターシティに所属していたラヒーム・スターリングが正式にチェルシーに加入した。彼は、4つのプレミアリーグ優勝を含む9つのトロフィーを手にしている実力者。チェルシーとの契約は、2027年夏までの5年契約。なお移籍金は、4750万ポンド(約78億円)+アドオン250万ポンド(約4億円)になる予定だ。スターリングは、「何よりもまず、ここ(チェルシー)にいることが嬉しいんだ。ロンドンは自分にとっての故郷であり、すべてが始まった場所。スタンフォードブリッジで毎週、友人や家族の前でプレーできるのは素晴らしい機会となる。もうすぐファンのみんなに会えることが楽しみなんだ」とコメントした。新オーナーになり、スターリングが初のファーストチームの補強となった。

【7月16日】

ナポリからクリバリを獲得…チェルシーは、ナポリからカリドゥ・クリバリを獲得したことを発表した。現在31歳のクリバリは、メスやヘンクでのプレーを経て、2014年夏にナポリに加入。フィジカルを武器にディフェンスの主軸に成長し、昨シーズンは公式戦34試合に出場していた。契約は2026年夏までの4年契約。なお、移籍金は3380万ポンド(約56億円)になる予定。クリバリは、「世界最高峰のビッグクラブだし、ずっとプレミアリーグでプレーするのが夢だったんだ。2016年にチェルシーが最初に獲得に向けて動いたけど、契約には至らなかった 。でも今回チェルシーがオファーをくれて、本当にプレミアリーグに来てプレーすることを望んでいたので、それを受け入れた。親友のメンディやジョルジーニョと話したことで、より簡単に移籍を選択することができたから、こうしてみんなと一緒にいられることが本当に嬉しいね」と、チェルシーからの2度目のオファーを受けいれる形となった。

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マートセンがバーンリーへチェルシーU23に所属するイアン・マートセン(20・オランダ・LSB)が、バーンリーにシーズンローンで移籍することが決定。昨シーズンは、コベントリーシティにローンで移籍し、公式戦42試合に出場していた。

期待の若手選手が加入アーセナルに所属していたオマリ・ハッチンソン(18・ジャマイカ・MF)を獲得したことを発表した。昨シーズンは、プレミアリーグ2など公式戦22試合に出場し、8ゴール・7アシストを記録。加入後は、U23のメンバーとして経験を積む予定。ユース採用責任者のフレイザー氏は、「オマリがチェルシーと契約したことを嬉しく思っている。彼は、シニアの試合で素早く印象を与えることを望んでいるんだ」と話した。

【7月17日】

米国のプレシーズンが開幕…米国・ラスベガスでクラブアメリカと親善試合を行ったチェルシー。試合は、ヴェルナーとマウントがゴールを決め、2対1で勝利。レンタル移籍から戻ってきたコナー・ギャラガーやイーサン・アンパドゥらが躍動した。

【7月18日】

グリック氏がビジネス担当の責任者に就任…30年にわたりスポーツマーケティングと運営に携わってきたトム・グリック氏が新しいビジネス担当の社長に就任した。今後は、グローバルな商業戦略の管理、収益増加の推進、ファンエンゲージメントの強化、ファンのための特別な体験の提供など、クラブの日々の運営を管理することになる。グリック氏は、「チェルシーは、世界中で知られ、賞賛されている象徴的なスポーツクラブ。私は、ベーリー氏とクリアレイクのビジョンとミッションに非常に感銘を受けている。彼らは、チェルシーコミュニティをすべての中心に据えている。私たちは、サービスを提供するすべての人のために、全面的にパフォーマンスを向上させる大きなチャンスがあるんだ」とコメント。シティ・フットボール・グループのチーフ・コマーシャル・オフィサーとして世界各地の事業を統括したほか、ダービーカウンティのCEO、ニュージャージーネッツとNBAでマーケティングの上級職を歴任した経験のあるグリック氏。その手腕に注目が集まる。

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