チェルシー監督就任から1年が経過したトゥヘル氏。最多出場者は?最多得点者は?成績とデータで振り返る
2021年1月26日にチェルシーの監督に就任したトーマス・トゥヘル氏。ランパード監督から受け継いだチームは、プレミアリーグでトップ4から勝ち点5差の9位につけていたが、最終的には4位に入り、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。加えて、チャンピオンズリーグではマンチェスターシティを決勝で下し、2度目のビッグイヤー獲得に貢献するなど、素晴らしい成績をあげている。
そこで今回は、この1年間でトゥヘル監督が残した成績とデータを紹介していく。
【データ】
最多出場
1位:アントニオ・リュディガー(5374分)
2位:エドゥアール・メンディ(4699分)
3位:セサル・アスピリクエタ(4576分)
4位:ジョルジーニョ(4482分)
5位:メイソン・マウント(4384分)
※この1年間で36人の異なる選手を起用。リュディガーが唯一5000分を超えており、トゥヘル監督の中で、重要な存在になっていることが分かる。また、今シーズンはバークリー、ロフタスチーク、サールなどもポジション争いに加わっており、コンディションの良い選手を優先して使っている。
最多得点
1位:メイソン・マウント、ジョルジーニョ(13ゴール※ジョルジーニョは全てPK)
3位:ハキム・ツィエク(10ゴール)
4位:カイ・ハヴァーツ、ティモ・ヴェルナー(9ゴール)
※オウンゴールを除き得点者は22人。リュディガー(4ゴール)、シウバ(3ゴール)などディフェンダーの選手も得点を挙げており、チーム全体で得点を目指していくチームに変化。
クリーンシート
1位:エドゥアール・メンディ(26回)
2位:ケパ・アリサバラガ(10回)
※67試合中36試合でクリーンシートを達成。就任後は守備から立て直しに成功し、クリーンシート数も増えていった。
【成績】
67試合40勝18分9敗(勝率:59.7%)
【達成】
チャンピオンズリーグ優勝
スーパーカップ優勝
FAカップ 決勝進出
カラバオカップ 決勝進出
FIFA ベスト男子コーチ
UEFA 男子コーチ オブ・ザ・イヤー
ドイツ マネージャー オブ・ザ・イヤー
プレミアリーグ月間最優秀監督に2度(2021年3月、10月)選出
2つのタイトルを獲得し、FAカップ(2020-21)、カラバオカップ(2021-22)も決勝に進出。今シーズンはクラブワールドカップも2月に控えており、タイトルをより獲得できる可能性が高くなっている。トゥヘル監督は、
「A good year, a nice year! (監督就任)初日から何も変わっていない感じがして、とてもいい気分なんだ。この先もずっと、多くの人に支えられていくことを願っているよ」
と満面の笑みで話した。今後もチェルシーで素晴らしい成績をあげてくれるはずだ。
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