チェルシー2021-22シーズン冬の移籍第1号は、左サイドをこなすディラン・ウィリアムズ

チェルシー2021-22シーズン冬の移籍第1号は、左サイドをこなすディラン・ウィリアムズ

チェルシーは、2021-22シーズン冬の移籍市場で、ダービーカウンティからディラン・ウィリアムズを獲得した。

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ウィリアムズは、イングランド出身の18歳。身長177センチ、主なポジションは左サイドバック。2021年にウルブズからダービーに移籍し、U-18、U-23で活躍。昨季のFAカップでトップチームデビューを果たし、今季はリーグ戦で6試合、EFLカップで2試合に出場していた。

守備が堅いだけではなく、前方への飛び出しができるなど、現代のディフェンダーが必要な資質を備えている選手として、注目をされている。

ダービーの監督を務めるウェイン・ルーニーは、

「プレミアリーグでプレーする機会を若い選手から奪うわけにはいかないと思い、選手と話し合った結果、決断した。選手にとって大きなチャンスであり、それを理解している」

と話した。またウィリアムズは自身のインスタグラムで、

「世界で最も大きなクラブの1つと契約できたことは、本当に嬉しいね。ダービーカウンティのスタッフ、選手たちがしてくれたこと全てに本当に感謝している。チェルシーでスタートするのが待ち遠しいね」

と喜びのコメントを残した。

最初はチェルシーの育成チームに参加する予定だが、チルウェルが怪我で長期離脱をしていることで、左サイドは補強のポイントとなっている。ケネディはフラメンゴから戻ってきたが、トゥヘル監督の求めているエメルソンは、リヨンとの交渉が上手くいっておらず、ローンバックが難しくなっている。

左サイドをこなせるウィリアムズを獲得できたことは、今のチェルシーにとってポジティブな補強といえる。加えて、若手を起用することに前向きなトゥヘル監督は、アロンソの負担を軽減させるために、トップチームに合流させる可能性もある。

将来性のある若手選手。チェルシーでも結果を残し、トップチームで常時活躍できる存在になる事を期待したい。