チェルシーと2026年夏までの契約延長にサインしたチャロバー。喜びの第一声は?

チェルシーと2026年夏までの契約延長にサインしたチャロバー。喜びの第一声は?

2007年、8歳でチェルシーアカデミーに入団し、2016年にチェルシーとプロ契約を結んだトレボォ・チャロバー(22・イングランド・CB、DMF)。2023年夏までの契約となっていたが、2021年11月4日に、チェルシーと2026年6月までの契約延長を締結した。

Embed from Getty Images

新契約にサインしたチャロバーは、

「現実のことではないような気分だよ。少年時代から過ごしてきたクラブと新たに長期契約を結ぶことは、夢のようなことで、この夢が続くことを願っている。信じられないようなシーズンのスタートを切ることができたけど、本当に予想もしていなかったことだよ。これまでのハードワークやローン移籍の経験が報われたと感じている」

チャロバーは、2018-19シーズンに初めてシーズンローンで、イプスウィッチタウンへ。そして2019-20シーズンには、ハダースフィールドへローン移籍。イプスウィッチでは44試合、そしてハダースフィールドで38試合に出場するなど、シーズンを通して安定したプレーを見せ着実に成長した。昨シーズンは、フランスのリーグ・アンに挑戦。シーズンローンでロリアンに移籍し30試合に出場。その時に、PSGのネイマールやエムバペのようなワールドクラスの選手と対戦したことで、自信を持つことができたと話していた。

2021-22シーズンも“再度ローン移籍”になると考えていたチャロバーだったが、トゥヘル監督がプレシーズンでのプレーを評価し、トップチームに昇格。

「プレシーズンでは、トゥヘル監督の印象に残るように努力をし、それを試合に反映させてきたので、良い結果を出せていると思う。この高いレベルを維持するために、継続性がカギになると考えているよ」

と現在のパフォーマンスを維持していきたいとコメント。チェルシーのディレクターと務めるマリナ・グラノフスカイア氏は、

「リーグ開幕戦でゴールを決めた時、誰もが感動的な瞬間を迎えました。シーズン序盤のパフォーマンス、そして彼のプロ意識は私たち全員に感銘を与えています。この新しい長期契約で、トレヴォの進歩に報いることができ、とても嬉しく思います」

と話した。現在、公式戦10試合に出場し2得点をあげているチャロバー。アカデミー出身の選手として、今後も大きな活躍が期待される。