ブライトンに勝利しリーグ4連勝で6位に浮上したチェルシー。ジェームズの退場&ムドリクの脳震盪の具合は?

ブライトンに勝利しリーグ4連勝で6位に浮上したチェルシー。ジェームズの退場&ムドリクの脳震盪の具合は?

2024年5月15日に、2023-24シーズンのプレミアリーグ37試合目が行われ、チェルシーはアウェイでブライトン(10位)と対戦。結果は、1対2でチェルシーが勝利した。

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スターティングメンバーは、ペトロヴィッチ、ギュスト、チャロバー、バディアシル、ククレジャ、カイセド、ギャラガー、パルマー、マドゥエケ、ムドリク、ジャクソンでフォーメーションは4-2-3-1。

サブメンバーは、ベッティネッリ、シウバ、ジェームズ、コルウィル、チルウェル、カサデイ、ウゴチュク、スターリング、エンクンク。

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半34分・チェルシーゴール(パルマー)】

左サイドからククレジャがクロスを供給すると、ゴール前にパルマーが飛び込んでヘディング。フェルブルッヘンの手が届かない、右上にボールを上手く飛ばし、ゴールイン。チェルシーは4試合連続で先制に成功。1点のリードで前半を終える。

なお前半42分にムドリクがランプティに顔面を肘打ちされたことで、大事をとりエンクンクと交代した。

半19分・チェルシーゴール(エンクンク)】

後半開始からブライトンがギアを上げて、攻撃を展開。チェルシーは守ってカウンターという形になるが、後半19分に右サイドをギュストがドリブルで突破してゴール前へラストパス。これをエンクンクがダイレクトで合わせて待望の追加点を獲得する。

半43分・チェルシーレッドカード(ジェームズ)】

ジェームズ(※後半24分ギュストと交代)がジョアン・ペドロに倒された際に膝を蹴ってしまう。VARの結果、報復行為と判断され一発レッドで退場処分となった。

半45分+7分・ブライトンゴール(ウェルベック)】

1人少ない中、ジャクソンに変えてシウバを後半45分に投入。

守り切る作戦だったが、ロスタイムに左サイドからジョアン・ペドロに低いクロスを入れられるとチャロバーの股を抜かれ、ニアに走り込んできたウェルベックに押し込まれ1点差に追いつかれてしまう。しかし、残りの時間を守り切りチェルシーが勝利した。

【まとめ】

チェルシーは支配率46パーセントで、471本のパスを回していた。後半から一気にギアを上げてきたブライトンに何度もチャンスを与えてしまったが、被枠内シュートを2本に抑え、1失点で凌ぐことができた。攻撃面はシュート13本(枠内6本)で、2点。良い時間帯でパルマー、エンクンクが得点をあげ、リーグ戦4連勝を飾った。

【試合後のポチェッティーノ監督】

6位フィニッシュは成功?

「ブライトンのようなチームとアウェイで対戦するのはいつも難しいこと。だが、もちろん勝点3を獲得できたことで、来季ヨーロッパのコンペティションでプレーをするという望みを達成する希望が持てたとことは嬉しい。選手たちは練習場で行ってきたすべての努力を発揮しようとしてくれた。彼らを誇りに思う。

(6位で終えられた場合)それが成功かは分からない。シーズン中ずっと話し合ってきたけど…私の言葉は重要ではないようで、誰も気に留めない。人々は噂などのことしか気にしていない。それは重要ではなく、最も重要なことは試合に勝つこと。私にとっては、あらゆる状況の変化は大変だった」

震盪で交代したムドリクの状態は?

「彼は大丈夫ではない。少しめまいを感じていましたから検査が必要。ムドリクは脳震盪で交代したから、ルールだと7日間は出場できないため、ボーンマス戦には出場できないと思う。でも何も問題がないことを願っている」

ンクンクの復帰ゴール

「怪我でかなり苦しんでいたから、これからは安定してプレーをする必要がある。出場時間はわずか60分だったが、最後はとても疲れていた。でも苦しんでいた彼がゴールを決めてチームに貢献してくれたので、とてもうれしく思っている。私たちにとって非常に重要な選手なんだ」

ェームズの退場について

「試合を見る時間がなかったので意見を言うのは難しい。でも素晴らしい夜で、彼は本当に重要な選手なので、それは苦痛だよ。彼は我々のキャプテンであり、本当に重要な選手。彼は次の試合(最終戦・ボーンマス)、そしておそらく来シーズンの開幕から数試合を欠場することになるだろう。とても残念だよ」

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【今後の試合と感想】

リーグ37試合17勝9分11敗、勝点60で6位に浮上したチェルシー。次戦は5月19日にボーンマスとホームで戦う。7位ニューカッスルユナイテッド、8位マンチェスターユナイテッドとは残り1試合で勝点差3となり、リーグ最終戦のボーンマス戦で、勝点1以上獲得することができれば6位が決まる。

またトッテナム(勝点63)が最終戦でシェフィールドユナイテッドと戦うが、もしトッテナムが負け、チェルシーが勝利すれば得失点差で5位フィニッシュする可能性も出てきた。

敵地でブライトンという難しい相手に、勝利できたことは素晴らしい結果だったが…キャプテンのジェームズがレッドカードで退場してしまったことだけが悔やまれる。怪我から復帰し、チームの士気が上がるようなパフォーマンスをノッティンガムフォレスト戦では見せてくれていただけに、このような形でシーズンが終わってしまったことは非情に残念。

ただ、キャプテンが不在の中でも今のメンバーで多くの試合を戦ってきたチェルシー。最後の試合でもピッチに立った選手たちが奮起してくれるはずだ。