PSVのヨハン・バカヨコ獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2024年3月13日~3月19日)

PSVのヨハン・バカヨコ獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2024年3月13日~3月19日)

 チェルシー1週間(2024年3月13日~3月19日)の主なニュースを紹介。『セットプレーコーチが加入予定』、『ムシアラ移籍でチェルシーが一部の移籍金を獲得か!?』、『左SBの補強を検討』、『FAカップ準決勝に進出』、『PSVのヨハン・バカヨコに関心』、『NXGN 2024・若手選手TOP50が発表』、『ハッチンソンが自身の将来を語る』などの動きがあった。

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【3月13日】

セットプレーコーチが加入予定

現在、ブレントフォードで戦術のコーチを務めているベルナルド・クエバ氏が、今夏からチェルシーに加入する予定だ。既にブレントフォード側とは合意に達しており、セットプレーを強化する目的のため、彼を雇用することを決めた。なおブレントフォードに、補償金として75万ポンド(約1億4000万円)を支払うことになっている。

CDグアダラハラのアナリストを務めていたクエバ氏は、2020年7月にブレントフォードに加入。その1年後には、ノルウェー代表でもアナリストを務めていた。昨シーズンは、ブレントフォードに戻り、戦術のコーチとしてセットプレーからのゴール数16を記録(リーグ2位。チェルシーは8得点)するなど評価を上げている。

チェルシーは2023年4月にセットプレー面のコーチをしていたアンソニー・バリー氏がバイエルンミュンヘンに移ったことで、ここのポジションが空いていたため、優秀なセットプレーのコーチを求めていた。(David Ornstein、Telegraph)

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【3月14日】

ムシアラ移籍でチェルシーが一部の移籍金を獲得か!?

2019年夏に、チェルシーアカデミーからバイエルンミュンヘンに移籍したジャマル・ムシアラ。まだ21歳だが、同クラブでは既に公式戦155試合に出場し、41ゴール・29アシストを記録するなどの活躍を見せているが、バイエルンとの契約が2026年夏までとなっているため、マンチェスターシティやリヴァプールなどが、その動向を注視している。

ムシアラには売却条項が付随しており、バイエルンから移籍した場合、チェルシーに移籍金の20パーセントが支払われる契約になっているようだ。もし8000万ポンド(約151億円)の移籍金で成立した場合は、1600万ポンド(約30億円)程度をチェルシーが受け取ることになる。なお買戻しオプションは付けられていないため、チェルシーが獲得に動いた場合は、他のクラブと競合しなければならない。(Daily Mail)

【3月15日】

左SBの補強を検討

チルウェル、ククレジャという左サイドバックを要しているチェルシー。しかし、怪我による離脱などで、1シーズンの稼働を計算できないことから、バイエルンミュンヘンに所属するアルフォンソ・デイビス(23)の獲得について検討をしているようだ。

2019年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバーホワイトキャップスからバイエルンミュンヘンへ完全移籍。ここまで公式戦184試合に出場し、8ゴール・29アシストを記録するなど、世界最高の左サイドバックの一人として、同クラブで欠かせない存在となっている。

しかし2025年夏で契約が切れる中、バイエルンミュンヘンとの新契約交渉が難航中。今夏までに契約が締結できなければ、移籍金のことを考え売却する可能性があるようだ。多くのクラブが彼の動向を注視しており、既にレアルマドリードが彼の代理人とコンタクトを取っているようだ。(The Athletic、The Secret Scout)

【3月17日】

FAカップ準決勝に進出

FAカップ準々決勝が行われ、チェルシーはホームでレスターシティと対戦。結果は4対2で、チェルシーが準決勝に進出した。試合後ポチェッティーノ監督は、『ウェンブリーで今季2度目の試合』、『ムドリクの交代』、『スターリングへの批判』、『失点の多さの要因』などについて話した。

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この試合で決勝ゴールを決めたチュクエメカは、

「監督は、自分自身を表現してこい、と言った。そしてパルマーは試合前に、僕が出場すればアシストをしてくれると言ってくれた。彼のIQは素晴らしいから、プレーをすればすぐに見つけてくれると思った。今シーズンはトロフィーを獲得したい。ベスト4に残っているんだから、まだ続けていきたい」

と優勝を目指していくと話した。なお準決勝の対戦相手はマンチェスターシティに決まった。

【3月18日】

PSVのY・バカヨコに関心

PSVに所属するヨハン・バカヨコに関心をしめしているようだ。現在20歳のバカヨコは、右ウイングとして今季公式戦40試合に出場し、8ゴール・13アシストを記録するなど急成長を遂げ、トッテナムやブレントフォードなども興味を示しているようだ。なお移籍金は、5000~6000万ユーロ(約81~97億円)に設定される予定で、チェルシーが獲得に動くかどうかに注目が集まっている。(Sky Sports)

【3月19日】

NXGN 2024・若手選手TOP50が発表

毎年恒例となっているサッカーメディア『GOAL』が発表する世界最高の若手選手(※2005年1月1日以降に生まれた人が対象)のトップ50人が発表された。その中で、2025年夏にチェルシーに加入することが決まっているケンドリー・パエスが14位にランクイン。現在は、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェに所属し、エクアドル代表にも選出されている逸材として紹介されている。

なお、1位はバルセロナに所属するラミン・ヤマル。2位にはチェルシーも獲得を希望していたエンドリッキ(レアルマドリード)が選出。3位にはウォーレン・ザイール=エメリ(PSG)が入った。

そして、チェルシーが関心を示しているといわれているレニー・ヨロ(リール)は10位。アントニオ・ヌサ(クルブ・ブルッヘ)は11位、エステバン・ウィリアン(パルメイラス)は21位に入っている。

ハッチンソンが自身の将来を語る

今シーズンチャンピオンシップのイプスウィッチタウンにレンタル中のオマリ・ハッチンソン。ここまで公式戦42試合に出場し、8ゴール・6アシストを記録。2月の月間最優秀選手にも選ばれるなど、着実な成長を遂げている。

その活躍もあり、イプスウィッチタウンはチャンピオンシップで3位。首位のリーズユナイテッドと2位のレスターシティと勝点差1まで迫っており、来シーズンプレミアリーグに昇格する可能性が出てきた。

しかしハッチンソンは、ここまで順調にチームが勝点を獲得できるとは思っていなかったと明かす。

「ここに来たときは、たとえ中位であっても、出場時間を得てパフォーマンスを発揮し、できるだけ多くの試合に出ようと思っていた。キーラン・マッケナ監督と話をした時に、彼は本当に良い人だと思ったし、(マンチェスターユナイテッドなどで)アカデミーや育成チームにいたから、ユースのこともよく知っていた。だから僕にとっては正しいステップだった。でも昇格とか、そういうことはあまり気にしていなかったんだ」

そのような中で、自身の将来についても話した。

「(来シーズン)どこでプレーするかは言えないよ。自分にとって何が正しい移籍なのか、何がベストな決断なのかは、夏になればわかる。ここが100パーセント好きだし、みんなが賛成してくれれば、(イプスウィッチが)僕の選択肢のひとつになる。でも今、正しい答えは出せない。夏になるのを待つしかない。家族などと話し合って、自分にとって最善の決断が何なのかを見極める」

とプレミアリーグに昇格した場合は、ここに残留したいと示唆した。2022年夏にアーセナルからチェルシーに移籍したハッチンソン。契約は2025年夏までとなっているため、今夏の去就が注目されている。(The Gleaner)