レナト・ベイガがユベントスにレンタル移籍【チェルシー1週間のニュース(2025年1月22日~28日)】

レナト・ベイガがユベントスにレンタル移籍【チェルシー1週間のニュース(2025年1月22日~28日)】

チェルシー1週間(2025年1月22日~28日)の主なニュースを紹介。『CL優勝メンバーが軍隊に入隊』、『2023-24シーズンの収益は?』、『加入は2年後。カザフスタン出身FWの獲得に合意』、『マンチェスターシティに完敗』、『ベイガがユベントスにレンタル移籍』、『女子サッカー史上最高額でCBが加入』などの話題があった。

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【1月22日】

CL優勝メンバーが軍隊に入隊

チェルシーで公式戦229試合(45ゴール・40アシスト)に出場し、チャンピオンズリーグを含む5つのタイトル獲得に貢献したフローラン・マルダ氏(44)が、生まれ故郷であるフランス領ギアナの軍隊に入隊した。

2018年に現役を引退したあとは、スイスのチューリッヒで短期間ながらコーチも務めたていたが、自身の生まれ故郷で2017年~18年にかけて代表チームでもプレーをしたフランス領ギアナで、市民予備軍に入隊。国家機関の発表によると「市民予備軍は、軍人ではない民間人が、軍事機関の価値観と使命の推進に自発的に貢献できる制度」。

そして、第3外国人歩兵連隊に士官として迎え入れられたマルダ氏は、第3外国人歩兵連隊の兵士たちとともに、ギアナの若者に献身の価値を伝える活動を行っていくことになるようだ。(LÉQUIPE)

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【1月24日】

2023-24年度の収益は?

昨季、欧州のコンペティションへの出場がなかったチェルシーだが、5億4550万ユーロ(約887億円)の収益を出したとデロイトトーマツが発表した。詳細は試合の興行収益が9330万ユーロ、放映権が1億8990万ユーロ、そしてグ商業利益が2億6230万ユーロと算出された。

2023年は5億8900万ユーロ(約958億円)の収益がでていたため、約7パーセント利益がダウンしたことになった。ただ、今年はクラブワールドカップ2025、カンファレンスリーグへの出場に加え、胸スポンサーの契約も残していることから、収益が改善される可能性が高いようだ。

なお1位はレアルマドリードで10億4500万ユーロ(約1700億円)、2位はマンチェスターシティ(8億3780万ユーロ)、3位はPSG(8億590万ユーロ)となっている。

 加入は2年後。カザフスタン出身FWの獲得に合意

カイラト・アルマトイに所属するダスタン・サトパエフ(16)の獲得に合意したようだ。サトパエフは両利きのストライカーとしてU-17カザフスタン代表では主将を務め、通算10試合(4ゴール・1アシスト)出場。2024年5月にはトップチームデビューを飾っているなど、注目が集まっていた。

移籍金の総額は400万ユーロ(約6億5000万円)、5年+1年オプションが付いた契約になっているようだ。なお、FIFA(国際サッカー連盟)の規定でヨーロッパへの移籍が可能となるのは18歳の誕生日を過ぎた後になることから、サトパエフがチェルシーに合流するのは2026年8月12日以降となる。(Fabrizio Romano)

【1月25日】

マンチェスターシティに完敗

プレミアリーグ23試合目が行われ、チェルシーはアウェイでマンチェスターシティと対戦。結果は3対1でチェルシーが敗北した。マレスカ監督は、『2点目を決めていれば…試合は変わっていた』、『サンチェスの判断ミス』、『敗戦も…2カ月前よりも良くなっている』などについて話をした。

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【1月27日】

ベイガがユベントスにレンタル移籍

昨夏にバーゼルから獲得したレナト・ベイガ(21)。ここまでチェルシーで公式戦18試合(2ゴール・1アシスト)に出場していたが、センターバックでの出場を希望していたこともあり、ユベントスに半年間のレンタルという形で移籍をすることが決まった。

レンタル料は380万ユーロ(約6億円)に加え、最大で150万ユーロ(約2億4000万円)のボーナスが追加で支払われるようだ。(Fabrizio Romano)

女子サッカー史上最高額でCBが加入

チェルシー女子が、米女子リーグNWSLサンディエゴ・ウエーブに所属するナオミ・ギルマ(24)を獲得した。なお移籍金は110万ドル(約1億7000万円)で、女子サッカー史上最高額となる。

ギルマは米国出身で、ポジションはセンターバック。2023年には、米国サッカー女子の年間最優秀選手に選出。24年のパリオリンピックでは米国代表として金メダル獲得に貢献するなど、世界最高のCBとして広く認められている。

チェルシー女子は、カデイシャ・ブキャナンが前十字靭帯(ACL)の負傷により長期離脱を余儀なくされていたため、ディフェンダーの補強が必須となっていた。そしてリヨン女子との争奪戦に勝ち、ギルマの獲得に成功した。

なお昨年2月までは、レアルマドリード女子のレーチェル・クンダナンジの移籍金86万2000ドル(約1億3000万円)が最高額だったが、それを上回り、女子選手として初の100万ドルプレーヤーとなった。(BBC)