ドルトムントがイアン・マートセン獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年12月27日~2024年1月2日)】

ドルトムントがイアン・マートセン獲得に関心【チェルシー1週間のニュース(2023年12月27日~2024年1月2日)】

チェルシー1週間(2023年12月27日~2024年1月2日)の主なニュースを紹介。『アウェイでの連敗を4でストップ』、『スポルティングCPの株式買収を検討』、『冬の移籍市場がオープン。早くも若手選手1人と契約』、『ドルトムントがマートセン獲得に関心』、『ロアッソ熊本のユース選手がチェルシーでトレーニング』などの動きがあった。

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【12月28日】

クリスタルパレスに勝利

プレミアリーグ19戦目が行われ、チェルシーはホームでクリスタルパレスと対戦。結果は2対1でチェルシーが勝利した。試合後ポチェッティーノ監督は、エンクンクの初先発、チームの大きな課題、ラヴィアの怪我の状態、PKキッカーがマドゥエケだった理由などについて話をした。また途中出場から決勝点を決めたマドゥエケは、

「常にプレーしたい。だけど、今日のようにベンチからでもインパクトを与えられるようになりたいんだ。ペナルティには自信がある。自分がもらったPKだったから、僕が蹴らせてもらった」

と年内最後のホーム・スタンフォードブリッジでの勝利を喜んだ。

なおチェルシーは、今試合でクラブ史上最年少(※平均年齢23歳284日)のプレミアリーグ先発メンバーとなった。またリーグ全体の記録でも、史上8番目に若いメンバーに。なお1位はミドルズブラ(20歳181日・2006年5月7日)となっている。(Premier League)

【12月30日】

アウェイでの連敗をストップ

プレミアリーグ20試合目が行われ、チェルシーはアウェイでルートンタウンと対戦。結果は2対3でチェルシーが辛勝し、アウェイでの連敗を4でストップさせた。試合後ポチェッティーノ監督は、パルマー&マドゥエケの得点、不満げな表情を浮かべたシウバ、冬の移籍市場での動きなどについて話をした。

【関連記事:プレミアリーグ20試合目・ルートンに辛勝しアウェイでの連敗を「4」でストップ

 今試合で2得点をマークしたパルマーは、

「(3点目は)ゴールキーパーをかわした瞬間、相手選手が来るだろうと思ったから、一瞬待ってフィニッシュした。新しい生活、新しいチームメイト、そして街にも適応できてきた。ピッチ上でもより多くのパフォーマンスを発揮できることを願っている」

と2024年も勝利を積み重ねていきたいと話した。

【12月31日】

スポルティングCPの株式買収を検討

2023年6月22日、チェルシーを買収したコンソーシアム「BlueCo」が、フランスのストラスブールの新株主となることで合意し、マルチクラブプロジェクトを進行しているトッド・ベーリーオーナー陣。

Recordの報道によると、ベーリー氏とベハダ・エグバリ氏は現在スポルティングCPと交渉を行っており、具体的に株式買収に向けた動きを進めているようだ。4月に行われたチャンピオンズリーグのレアルマドリード戦には、スタンフォードブリッジにスポルティングCPの代表者らを招待するなど良好な関係を築いており、2024年にもう一つのクラブをグループに加えることを目指している。

【1月1日】

冬の移籍市場がオープン

冬の移籍市場がオープンしたプレミアリーグ。期間は、2024年1月1日~2月1日(※日本時間2日8時)となっている。チェルシーは昨シーズンの同移籍期間で、エンソ・フェルナンデス、ミハイロ・ムドリク、ノニ・マドゥエケなど8名の選手を獲得。3億3200万ユーロ(約466億円)と冬の移籍市場においてクラブ最高額を投じた。

既にセネガルのAFダルーサラムに所属するダウダ・ディオン(17・MF)の獲得について、契約を完了したと報じられており、1月中に正式に発表される予定となっている。彼は身長190センチの大型な守備的ミッドフィルダー。セネガル代表として、U-17のワールドカップでは4試合に出場している。また、アフリカネーションズカップが開催されるため、ニコラス・ジャクソンが約1カ月間離脱する予定となっており、ストライカーの補強を考えているようだ。今冬のチェルシーはどのような動きを見せるのだろうか。注目が集まる。

【1月2日】

ドルトムントがマートセン獲得に関心

今夏チェルシーに残り、ここまで公式戦15試合に出場しているイアン・マートセン。出場機会は多いが、先発はわずか3試合とプレータイムを伸ばせていない。そのような中、ドルトムントが彼の獲得のため、チェルシーと交渉を進めている。

ドルトムントは、ラミ・ベンセバイニがアフリカネーションズカップで抜けることで、サイドバックの補強を計画。ローンでの獲得を希望しているだが、チェルシーは完全移籍での売却を要求しており、移籍金は3000万ポンド(約53億円)程度を希望しているようだ。彼のポテンシャルはドルトムント以外いかも評価されており、マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッドも興味を示しているようだ。(SPORT BILD、Evening Standard)

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ロアッソ熊本のユース選手がチェルシーでトレーニング

J2に所属するロアッソ熊本のユース選手が、チェルシーでトレーニングを行うことが明らかになった。参加しているのは高校1年生の神代慶人と元松蒼太の2選手。そして岡本賢明ユース監督と八木大ユースコーチも帯同している。

ロアッソ熊本ではアカデミー所属選手の個々のレベルアップを図ること、スタッフの研修・アップデートを目的に、12月31日(日)~1月18日(木)まで、チェルシーのアカデミーチームへ短期留学・研修し、トレーニング参加を含むイングランド遠征を実施。

なお神代は、U-17の日本代表としてもプレー経験があるフォワード。現在ロアッソ熊本のユース所属しているが、今季からプロ契約を結ぶことになっている。(ロアッソ熊本)