約10億円でチェルシーに加入したマルク・ギウ。『移籍を決めた理由』や『マレスカ新監督との会話』などについて明かす
2024年7月1日、チェルシーはバルセロナに所属していたマルク・ギウ(18・スペイン・FW)を獲得したことを正式に発表した。チェルシーは、600万ユーロ(約10億円)をバルセロナに支払いリリース条項を発動して獲得に至った。なお契約は、2029年夏+1年のオプションとなっている。
バルセロナ下部組織出身のギウは、昨シーズンのアスレティックビルバオ戦で、17歳291日にしてトップチームデビューし、その試合ではゴールも挙げている。昨シーズンはトップチームとBチームを行き来しつつ、トップチームで2ゴール、Bチームで6ゴールを記録していた。
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そんな彼が、『チェルシー移籍を決めた理由』、『長所はゴールを決めること』、『マレスカ新監督との会話』などについて話しをした。
チェルシー移籍を決めた理由
「契約した1番の理由は、僕に披露してくれたサッカーとスポーツのプロジェクト。それに、このクラブで働くすべての人が僕を信頼してくれた。若くて才能豊かな選手がたくさんいて興味深い計画を持っているから、素晴らしい成果を出せると思っている。
そして、幼い頃からプレミアリーグでプレーして、イングランドで成功することが夢でもあったんだ。今、チェルシーでプレーするチャンスを手に入れた。このクラブのために、チャンピオンズリーグとプレミアリーグで優勝したい。そのために一番大事なのは、環境に適応することだと思うし、それはきっと簡単な事だと思う。クラブに貢献するために、精一杯がんばるよ」
長所は『ゴールを決める』こと
「僕の長所はゴールを決めることで、世界最高のセンターフォワードになりたい。個人的なレベルでは、たくさんのゴールを決めてチームにできるだけ貢献したい。
そして、チームメイトのために全力を尽くすのも好きなんだ。これまでずっとボールを奪い、ボールをキープし、味方のためにスペースを作ってきたし、これからもそうあり続けるだろうね」
マレスカ新監督との会話
「彼と話す機会はあった。時間を割いて僕と話をしてくれたことにとても感謝している。エンツォ・マレスカ氏はトップクラスの監督だと思うし、レスターシティでは素晴らしい仕事をして、チームをプレミアリーグに昇格させた。彼の下で素晴らしいサッカーをプレーして、多くのトロフィーを獲得できると思っている」
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昨年、バルセロナでギウを指導したコーチの一人、イヴァン・カラスコ氏は「純粋なセンターフォワード、典型的な9番で動物のようにプレッシャーをかける」と評価。その労働量と献身性を称賛していた。
育ったバルセロナに別れを告げ、ロンドンでの活躍を誓ったギウ。まずは新天地での生活に慣れ、米国でのプレシーズンで自身の長所を多くのファンに見せてほしい。
Source:Chelsea FC、Fabrizio Romano
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