FIFAクラブワールドカップ2025の出場権を獲得しているチェルシー。参加するだけで約77億円を受け取る予定

2025年6月から新形式となるMundial de Clubes FIFA 25（FIFAクラブワールドカップ2025）。チェルシーは、2021年にチャンピオンズリーグ（CL）を獲得した資格で出場することが決まっている。

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同大会は、2025年6月15日～7月13日までアメリカで開催され、合計32チームが参加。出場チームは2021年～2024年の各大陸の成績で決定。各大陸の王者とFIFAが算出するクラブランキング上位のチームに出場権が与えられ、参加枠は、「UEFA（欧州）12チーム」、「CONMEBOL（南米）6チーム」、「AFC（アジア）4チーム」、「CAF（アフリカ）4チーム」、「Concacaf（北中米カリブ海）4チーム」、「OFC（オセアニア）1チーム」、「開催国1チーム」となっている。

グループステージでは8組（4チームずつ）に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは1発勝負となり、3位決定戦は開催されない予定となっている。

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なお「12」の出場枠が割り当てられている欧州サッカー連盟（UEFA）は、その枠が全て埋まった。過去3シーズンのCL王者であるマンチェスターシティ、レアルマドリード、チェルシーが出場枠を確保。加えて、過去4シーズンのCLの成績に基づいてUEFAクラブのランキング上位につけるバイエルンミュンヘン、PSG、インテル、ポルト、ベンフィカ、ドルトムント、ユベントス、アトレティコマドリード、ザルツブルクの出場が決定した。

CONMEBOL（南米）は6チームのうち、パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセの3チームが決定。AFC（アジア）は4チームのうち、浦和レッズ、アル・ヒラル、蔚山現代の3チームが決定。Concacaf（北中米カリブ海）は4チームのうち、モンテレイ、シアトル・サウンダーズ、クラブ・レオンの3チームが決定。CAF（アフリカ）は4チームのうち、アル・アハリ、ウィダードの2チームが決定。OFC（オセアニア）はオークランド・シティの出場が決定。現在32チーム中、24チームが決まっている。

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Sporticoによると、今大会に参加する各クラブは、参加するだけで4700万ユーロ（約77億円）を受け取ることになるようだ。そしてトーナメントに勝ち進み優勝したチームには、9400万ユーロ（約154億円）という賞金を受け取ることになる予定。大会の賞金総額は現在のところ不明だが、この賞金は今後も増えていくことが予想されている。