ブレントフォードに敗れ公式戦5連敗のチェルシー。ククレジャの怪我&今の状況を抜け出す方法は?
- 2023.04.27
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- ブレントフォード, マルク・ククレジャ, ピエール・エメリク・オーバメヤン, フランク・ランパード, プレミアリーグ, チェルシー
2023年4月26日(日本時間27日)にプレミアリーグ2022-23シーズンの32試合目が行われ、チェルシーはホームでブレントフォードと対戦。結果は0対2でチェルシーが敗れた。
スターティングメンバーは、ケパ、W・フォファナ、シウバ、チャロバー、アスピリクエタ、フェルナンデス、カンテ、コバチッチ、チルウェル、ギャラガー、スターリングでフォーメーションは、3-4-2-1。
サブメンバーは、メンディ、バディアシル、マドゥエケ、プリシッチ、ロフタスチーク、ムドリク、フェリックス、ツィエク、オーバメヤン。
ランパード暫定監督になり、公式戦4連敗中のチェルシー。ハヴァーツ、ジェームズが怪我で欠場という中、キャプテンのアスピリクエタが頭の怪我から復帰。またスターリングを1トップ気味にして、勝利を目指した。
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試合は中盤でのつぶし合いが多く、両チームともに攻め手を欠きながら時間が経過。そのような中、チェルシーが先制を許してしまう。前半37分に、左サイドからのコーナーキックからザンカがニアでフリックしたボールがアスピリクエタに当たり失点。チェルシーは決定機を作れないまま前半を終える。
得点を奪うために、後半開始からギャラガーとアスピリクエタを下げ、オーバメヤンとムドリクをピッチに送りだしたランパード暫定監督。フォーメーションを4-3-3にして、攻撃をテコ入れした。
それが功を奏して、チェルシーが良い攻撃を展開する。後半開始からボールをキープし、サイドのスペースを見つけながらボールを動かす。後半4分には、右サイドからのチャロバーのクロスがペナルティーエリア内にいたカンテに渡り低い弾道のシュートを放つが、これは右ポストのわずか外へ。
その後もシウバがファーポストのスターリングに素晴らしいパスを送ると、折り返したボールをオーバメヤンがヘディング。しかし、クロスバーの上に外れてしまう。
その後も攻撃は続けるが、得点に結びつかず、逆にブレントフォードに追加点を許してしまう。後半33分に、ハーフウェイライン付近でボールを受けたエンベウモが右サイドを駆け上がり、最後は自ら中へ切り込んで、ニアにシュート。これが決まり2失点目。チェルシーはシュート12本を放つも得点が取れず、0対2で敗北。公式戦5連敗となった。試合後ランパード暫定監督は、
「今の彼らは自信がない。みんな30パーセントくらい自信を失っている。ゲームをコントロールしてチャンスを作っても、それをものにできていない。ピッチのトップエンドに入ったときの信念が欠けているんだ。ブレントフォードは自分たちのやることに長けている。後半はチェルシーが支配したけど、相手は追加点を決めた。試合の詳細ははっきりしている。ドレッシングルームでは本当に落胆しているし、ファンもそのことに疑いを持たないはずだ。
ただファンがブーイングすることは問題ない。ファンに対して選手にブーイングするなと言うためにここにいるわけではない。でも、選手たちを擁護したい。自信に問題があるし、チームのバランスに問題がある。自信を失っているときはどんな試合でも勝つのは難しい。選手たちを非難するのではなく、サポートしたい。彼らは勝ちたいと思ってプレーしていたんだ」
とチームに自信が無くなっていると話した。またオーバメヤンの投入については、
「彼が入って2つ、3つのチャンスがあった。あまりプレーしてこなかったから、新鮮なオーバメヤンだったらゴールを決めていたかもしれない。彼はキャリアで300ゴールを決めているが、レアルマドリードとの2試合ではメンバーに入っていないから、プレーすることができなかった。ストライカーは、レギュラーとしてプレーすることで調子を上げることが重要。9番としてのプロフィールを備えているし、それは他の選手にはないもの。実際、彼が入った時にその違いは明らかになった」
また、メンバー外となったククレジャについても言及した。
「彼は2日前のトレーニング中に怪我をしてしまった。彼は大腿四頭筋の怪我で数週間離脱するだろう」
と今シーズン中に復帰できるかは微妙な状態だと明らかにした。最後に、現在の状況について重い口を開いた。
「今の状況を抜け出す方法は、働き続けるしかないんだ。このクラブは良い瞬間を何度も経験してきたけど、今は非常に厳しい時期。魔法の杖が欲しいところだけど、それはサッカー、特にプレミアリーグでは手に入らない。このクラブはたくさん勝つことに慣れているけど、今はそのような目標は立てられない。だから努力し続けていかなければならない。私はここで監督ができることを非常に誇りに思っている。以前も困難な時期にここに来たけど、最初の年に大きな成功(トップ4入り)を収めた。私は試合に勝ちたい、それは明らかなことなんだ」
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と努力を続けていくことしか解決策はないと断言した。長いトンネルから抜け出せないチェルシー。4月は1分6敗、得点1…近年では考えられないほど、チームの状態が下降している。得点を奪うのか?失点を防ぐのか?はっきりした戦術が見えないチーム。残りのリーグ戦で1勝もできない可能性が高くなっている。
・チェルシーは直近7試合のホームでのリーグ戦で1点も取れていない
・ランパード氏は暫定監督に就任後、公式戦5連敗
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