ブロヤの離脱によりストライカーの補強が必要になったチェルシー。2023年1月に獲得が噂されている選手は?
- 2022.12.22
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- チェルシー, Chelsea, チェルシー移籍, ユスファ・ムココ, ドゥシャン・ヴラホヴィッチ, ダビド・ダトロ・フォファナ
今シーズンここまで公式戦18試合に出場し、1ゴール・1アシストを記録していたアルマンド・ブロヤ。カタールW杯中断明けの活躍も期待されていたが、12月11日にアブダビで行われたアストンビラとの親善試合で、前半20分に右ひざを負傷して交代。診断の結果、右ひざの前十字じん帯の断裂と診断され、残りのシーズンを欠場するとチェルシーの公式サイトで発表された。
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ブロヤが長期離脱となることを受け、チェルシーは2023年1月の移籍市場でストライカーの補強を行うと、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が報じた。すでに、RBライプツィヒに所属するクリストファー・エンクンクが23年夏に加入することがほぼ決まっているが、リーグ戦の順位(8位)をこれ以上下げることはできないと考え、補強を決断したようだ。
今回は、1月冬の移籍市場で獲得候補に挙がっている選手を紹介。ブロヤの穴を埋めるのは一体どの選手なのだろうか。
ダビド・ダトロ・フォファナ(19歳・モルデ)
獲得の可能性:★★★★☆
ノルウェーのモルデに所属するフォファナ(コートジボワール)。フォファナは身長181センチ、足元の技術に自信を持ち、体幹とスピードを駆使して仕掛ける強引な突破が持ち味といわれており、昨シーズンは公式戦29試合に出場し17ゴールを記録。クラブ間は完全合意し、移籍金は1000万ユーロ(約14億円)程度。あとは個人合意を残すのみとなっており、1月に加入予定となっている。(Fabrizio Romano)
ユスファ・ムココ(18歳・ドルトムント)
獲得の可能性:★★★☆☆
ドルトムントとの契約が2023年夏までとなっているムココ(ドイツ)。ドルトムントの下部組織出身で、2020年夏にトップチーム合流。今シーズンは公式戦22試合に出場し6ゴール・6アシストを記録。活躍が高く評価され、カタールW杯のドイツ代表メンバーにも選出されるなど、多くのビッククラブが注目している。
当初チェルシーは、フリーとなる来夏に獲得を希望していたがブロヤの長期離脱を受け、1月の移籍市場で移籍金を支払い獲得する方向にシフトしているようだ。代理人は、ドルトムントとの契約延長について“進展はない”とSky Sportsでコメント。チェルシーは、ムココの代理人と既にコンタクトを取っているが、マンチェスターユナイテッド、リヴァプール、レアルマドリード、バルセロナなども興味を示しているため、激しい争奪戦になるかもしれない。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(22歳・ユベントス)
獲得の可能性:★★☆☆☆
ユベントスに所属するヴラホヴィッチ(セルビア)。2022年冬の移籍市場でフィオレンティーナからユベントスに移籍し、ここまで公式戦36試合に出場し、16ゴール・4アシストを記録するなど、ストライカーとして順調に成長している。ユベントスでキャリアをスタートさせたばかりだが、クラブは虚偽会計などの疑惑で調査が進んでおり、クラブの動向次第ではヴラホヴィッチもチームを離れる可能性があるようだ。代理人は「1月の移籍について、何も除外しない」とコメント。チェルシーは、代理人とコンタクトを取っているが、ユベントス側は8000万ポンド(約128億円)の移籍金を希望している。(Corriere Dello Sport)
ジョアン・フェリックス(23歳・アトレティコマドリード)
獲得の可能性:★★☆☆☆
ポルトガル代表として、カタールW杯では4試合に出場して1ゴール・2アシストを記録したフェリックス(ポルトガル)。しかし、クラブではここまで公式戦18試合に出場し4ゴール・3アシスト記録しているものの途中出場が多く、十分な出場時間を確保することが出来ていないため、移籍を志願しているとMarcaやEvening Standardなど、多くのメディアで報じられている。
チェルシーは、買い取りオプションが付随したローンで獲得することを望んでいるようだが、完全移籍には8600万ポンド(約143億円)以上の移籍金が必要だと言われている。また、チェルシーのほかにもPSGやアーセナルが獲得に興味を示している。多くのビッククラブが獲得を目指すフェリックス。ローンとなっても多額の費用が必要なことから、アトレティコマドリードとの交渉は難航することが予想されている。
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メンフィス・デバイ(28歳・バルセロナ)
獲得の可能性:★★☆☆☆
今夏にもチェルシーへの移籍の噂があったデパイ(オランダ)。カタールW杯でもオランダ代表として5試合に出場し、1ゴールを挙げるなど安定したパフォーマンスを披露。2023年夏にバルセロナとの契約が満了となることから、1月に移籍する可能性があるとFootball.Londonが報じた。バルセロナが契約を延長しない場合、チェルシーも獲得に向けて動き出すかもしれない。
クリスティアーノ・ロナウド(37歳・無所属)
獲得の可能性:★☆☆☆☆
カタールW杯前に所属しているマンチェスターユナイテッドを批判するコメントを出し、双方合意のもとで契約解除となったロナウド(ポルトガル)。カタールW杯では、ポルトガル代表の主将として初戦のガーナ戦で得点を記録したが、その後は先発から外れるなど思うようなパフォーマンスを披露できず、チームもベスト8で敗退。現在は、古巣レアルマドリードの練習場で個別トレーニングを行いながら、新クラブを探している。
2023年1月1日からフリー移籍が可能となり、サウジアラビアのアル・ナスルが1シーズンあたり2億ユーロ(約289億円)となる契約を準備しているといわれている。チェルシーも新オーナーがマーケティングの観点からロナウドの獲得に関心を示していると伝えられているが、ポッター監督の構想には入っていない状態。しかし、半年間という短い契約となれば話は変わってくるかもしれない。(Evening Standard)
マテウス・クーニャ(23歳・アトレティコマドリード)
獲得の可能性:★☆☆☆☆
2021年夏にヘルタベルリンからアトレティコマドリードに移籍したクーニャ(ブラジル)。昨シーズンは公式戦37試合に出場し、7ゴール・6アシストを記録したが、今シーズンは17試合で0ゴール・2アシストと中々活躍できない状況のため、1月に移籍することを決断。チェルシーは関心を示していたが具体的な話を行うところまではいかず、ウルブスがクーニャと個人合意に至ったと報道。購入条件付きのローンで加入することになりそうだ。(Fabrizio Romano)
※データは2022年12月22日時点
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