【PL2024-25】サウサンプトンに大勝し連敗をストップしたチェルシー。「全員が勝利を必要としていた」マレスカ監督

【PL2024-25】サウサンプトンに大勝し連敗をストップしたチェルシー。「全員が勝利を必要としていた」マレスカ監督

2025年2月25日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ27試合目が行われ、チェルシーはホームでサウサンプトンと対戦。結果は、4対0でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・サウサンプトン戦(ホーム):スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:サンチェス、アチャンポン、フォファナ、ジェームズ、サミュエルズ・スミス、アムグ、デューズバリー・ホール、ジョージ、ムヘカ。

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【前半24分・チェルシーゴール(エンクンク)】

フェルナンデスの右コーナーキックをニアで競り勝ったアダラビオヨが頭に当てると、ファーに流れたボールをエンクンクが頭で押し込み、先制に成功する。

【前半36分・チェルシーゴール(ネト)】

最後尾のダウンズの中途半端な繋ぎをカットしたエンクンクが、ネトにスルーパス。ボックス左に抜け出し、ニアに鋭いシュートを決める。

【前半44分・チェルシーゴール(コルウィル)】

相手陣内中央左で得たフリーキックで、キッカーのネトがボールをゴール前のスペースに供給。それをコルウィルがヘディングで押し込み、3得点目。大量リードで前半を終える。

【後半33分・チェルシーゴール(ククレジャ)】

T・ジョージ(※ネトと交代)の左からの折り返しをボックス内で受けたククレジャがトラップし、左足でコースを狙いゴール。このまま試合が終了。4得点でチェルシーが勝利した。

【まとめ】

チェルシーは支配率60%、シュート19本(枠内10本)、コーナー4本、パス612回、ゴール期待値は2.68でサウサンプトンの0.69を大きく上回った。

【マレスカ監督コメント】

員が勝利を必要としていた

「これからはどの試合も重要だとわかっているので、とても重要な試合だった。だから3ポイントを獲得できてうれしい。3ポイントを獲得すれば順位は上がるが、勝てなければ少し下がるので、感情をどうコントロールするかが重要。アストンヴィラ戦でもパフォーマンスが非常に良かったので満足しているが、勝てなかった。全員が勝利を必要としていたから、今夜は非常に満足している。

現在4位で3位のノッティンガムフォレストとは1ポイント差だが、これが最悪の状況。でもこれは大きな意味があり、シーズン前半に我々がどれだけ好調だったかを示している。あとは、最高の形でシーズンを終えることを目指すだけだ」

ーマーのパフォーマンスについて

「毎試合、彼に頼ることはできないと言っていた。彼はこれからも努力を続け、幸せでい続け、彼らしく笑い続けなければならない。我々はパーマーのパフォーマンスに満足している。

ゴールを決めるのに苦労する瞬間を経験するのは普通のことだし、それは問題ではない。今のパフォーマンスを続ければ、これからも多くのゴールを決めることができる」

ンクンクには満足しているが…

「彼に満足しているが、もっとチームに貢献できるということもわかっている。彼にはもっと期待しているんだ。

それと同時に、彼を理解しようとしている。彼は9番でもなければ、ウイングでもない。今夜はウイングとしてプレーしたが、本来は攻撃的MFだ。バランスを見つけなければならないということが今の問題だ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ27試合を終えて、13勝7分7敗。公式戦3連敗という非常に悪い流れに陥っていたが、今試合では4得点+クリーンシートで快勝。相手も不調が続いているとはいえ、ジャクソン&ギウというセンターフォワードを欠く中で、前節のアストンヴィラ戦同様にネトをトップに配置し、流動的な攻撃を展開。マンツーマンの守備を上手く崩すことができた。

それに加えて、アストンヴィラ戦でミスをしたヨルゲンセンも素晴らしいセーブを見せたほか、トップのネトを狙ったパスも何度か成功するなど、自信を取り戻した可能性もある。暫定だが、順位も4位浮上した。

次戦は、3月6日(日本時間7日)にアウェイでコペンハーゲンとカンファレンスリーグ(ECL) ラウンド16(1stレグ)を戦う。コペンハーゲンはリーグフェーズを18位で終え、プレーオフへ。そこでハイデンハイムと戦いラウンド16に進出している。

ECLでの初優勝を目指しているチェルシー。いよいよノックアウトステージが幕を開ける。