【PL2024-25】アストンヴィラに逆転負けを喫したチェルシー。公式戦3連敗…悪い状況から立ち直るためには?

2025年2月22日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ26試合目が行われ、チェルシーはアウェイでアストンヴィラと対戦。結果は、2対1でチェルシーが敗北した。
プレミアリーグ2024-25・アストンヴィラ戦(アウェイ):スターティングメンバー(4-2-3-1)
サブメンバー:サンチェス、アチャンポン、サミュエルズ・スミス、アダラビオヨ、アムグ、デューズバリー・ホール、ジョージ、サンチョ、ムヘカ。
【関連記事:ブライトンに完敗したチェルシー。「三苫薫のゴールから選手たちは何かを失った」マレスカ監督】
【前半9分・チェルシーゴール(フェルナンデス)】
カイセドのパスから、右サイドに広がったネトがボックス内の深い位置まで運び、高速のグラウンダークロスを供給。これをゴール前に走り込んだフェルナンデスが押し込み、先制に成功。
その後、チャンスもピンチもあったが、前半をリードで終えた。
【後半12分・アストンヴィラゴール(アセンシオ)】
右サイドのキャッシュが上げたクロスをギュストがクリアしようとするが、寄せていたラッシュフォードにワンタッチで折り返えされる。フリーとなっていたゴール前のアセンシオに押し込まれ、同点に追いつかれる。
【後半44分・アストンヴィラゴール(アセンシオ)】
左コーナーキックのショートコーナーからラッシュフォードが低弾道のクロスを入れると、ボックス中央のアセンシオがダイレクトボレーシュート。問題なくストップできるように思えたが、ヨルゲンセンの脇の下を抜け、失点。逆転負けを喫した。
【まとめ】
チェルシーは支配率48%、シュート15本(枠内7本)、コーナー3本、パス442回、ゴール期待値は2.25でアストンヴィラの2.57を下回った。
【マレスカ監督コメント】
悪い状況から立ち直るためには?
「今日のパフォーマンスはブライトンでのパフォーマンスに比べると、はるかに優れていた。だから私個人としては、今シーズンで最も厳しい敗北となった。
正直に言うと負けに値しなかったが、このリーグでは、決定力が必要。ほとんどの場合、違いはボックス内にある。残念ながら、1点リードしているときに、得点できなかったチャンスがいくつかあったし、1対1のときも同じだった。悪い状況にあるが、残り12試合ある。1試合勝てばまた頑張れるというのが私の考えだ」
ヨルゲンセンのミスについて
「キーパーのポジションはデリケートなもの。ストライカーはゴールを外すこともあるし、時にはそれほど重要ではないように見えるが、キーパーがミスをすると、それはとても明白。
今はお互いをサポートし、強くなり、懸命に努力し続ける必要がある時。(サウサンプトン戦の先発がヨルゲンセンなのかは)分からない。様子を見る必要がある」
ストライカー不在の打開策
「過去2試合、ストライカーがいなかったため、チャンスを作るのに苦労した。今日は、ネトを試したが、とてもうまくいった。背後を攻撃してチャンスを作り、ゴールも決めた。しかし、我々は少し運が悪かったのかもしれない。勝利して、もう一度立て直す必要がある」
チャロバーの怪我の状態
「(前半7分に腰を痛めた)彼に関しては今のところ怪我の状態が分からない。様子を見る必要がある。まだ早いので明日わかるだろう。今のところはかなり良くなっている感じだが、まだ分からない」
【関連記事:25億円で獲得したストライカーのデイヴィド・ワシントンが古巣サントスにレンタル移籍】
【今後の試合と感想】
プレミアリーグ26試合を終えて、12勝7分7敗。マンチェスターシティ戦(1/26)、ブライトン(FAカップ2/9)、そして今試合と先制に成功しているが、逆転負けを喫するという非常に悪い流れに陥っている。
今試合でもネトをトップに配置して、幸先良く先制したが、最後はヨルゲンセンの大きなミスで公式戦3連敗。特に後半に勢いがなくなることが多く、試合のマネジメントにも不安が募る。
次戦は、2月25日(日本時間26日)にホームでサウサンプトンとリーグ戦を戦う。相手は最下位、ここで勝てなければCL出場権獲得はかなり厳しい状況になるだろう。
- 前の記事
カンファレンスリーグ(ECL)ベスト16の対戦相手が決定。チェルシーはデンマークのコペンハーゲンと対決! 2025.02.21
- 次の記事
【PL2024-25】サウサンプトンに大勝し連敗をストップしたチェルシー。「全員が勝利を必要としていた」マレスカ監督 2025.02.26