バルコ、オモバミデレ、サム・アモ・アメヨーをレンタル移籍で獲得【ストラスブール2025年冬の移籍市場まとめ】

バルコ、オモバミデレ、サム・アモ・アメヨーをレンタル移籍で獲得【ストラスブール2025年冬の移籍市場まとめ】

プレミアリーグ同様、2025年2月3日(日本時間4日)に移籍市場がクローズとなったリーグ・アン。今回は、今冬の移籍市場においてチェルシーと姉妹クラブとなったストラスブールの主な移籍(獲得選手、退団選手)についてまとめた。

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今シーズンからパトリック・ビエイラ氏に変わり、リアム・ロシニアー氏を新監督として招集したストラスブール。昨夏にはレンタル移籍も含めて合計13選手を獲得していたが、今冬はレンタルという形で3選手を獲得した。

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《加入選手》

DF】

アンドリュー・オモバミデレ←ノッティンガムフォレスト(レンタル)

バレンティン・バルコ←ブライトン(レンタル)

FW・WG】

サム・アモ・アメヨー←サウサンプトン(レンタル)

1人目は、2023年にノリッジからノッティンガムフォレストで加入したオモバミデレ(22・CB)。好調なムリーニョ、ミレンコビッチといったディフェンスラインに支えている中、今季はカラバオカップの1試合のみの出場に止まっていた中、出場機会を求めて加入。ストラスブールでは既に公式戦4試合に出場している。

2人目は、バルコ(20・LSB)。ボカ・ジュニアーズの育成組織出身で、2024年冬にブライトンに加入。昨夏はセビージャにレンタル移籍をしていたが、公式戦9試合の出場に止まっていたことからレンタルを止め、ストラスブールにレンタル移籍。フランスでの活躍を目指すことになった。

3人目は、サム・アモ・アメヨー(18・WG)。16歳314日という若さでプレミアリーグデビューを飾っていたアメヨー。シニアチームではすでに公式戦12試合(1ゴール)に出場するなど、将来が期待される選手の一人して注目されている。そのポテンシャルを買い、700万ユーロ(約11億円)の買い取り義務が付随した契約で彼を獲得したようだ。

退団選手2名。レンタル移籍選手は7名

《退団選手》

DF】

ケイレブ・ワイリー→チェルシー

FW・WG】

ダニー・ヤン→SCトレエンセ(移籍金不明)

《レンタル移籍選手》

DF】

サイドゥ・ソウ→ナント

マービン・セナヤ→ローザンヌ・スポルト

MF】

ジュニオール・ムワンガ→ル・アーヴル

FW・WG】

ミロシュ・ルコヴィッチ→ヘーレンフェーン

ジェレミー・セバス→SCバスティア

パトリック・オウオトロ→RFCセラン

アブバカル・アリ・アブダラ→SCトレエンセ

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退団選手は2人で、その内の1人がワイリー。彼は昨夏にチェルシーからレンタルで加入していたが、怪我もあり今冬にレンタルバック。そして彼は、ワトフォードに半年間レンタル移籍をすることになった。

今冬はレンタルで3選手を獲得。そして2人が退団し、7人がレンタル移籍と、収支面は±0となっていたストラスブール。「BlueCo」がオーナーになり、2シーズン目に突入している同クラブは、ロシニアー監督のもと、今季のリーグ戦は8勝6分7敗で9位。

しかし、欧州のコンペティションに出場できる6位までは勝点3差と迫っており、今冬の補強が良い結果をもたらす可能性もある。

 

(※移籍情報や移籍金は、海外メディアのBBC、Sky  Sports、The Athletic、Goal、Evening Standard、Fabrizio Romanoなどを参照。また移籍金のアドオンがない状態の金額を記載。2025年2月10日時点)