サンチョの買い取り義務を放棄。その理由は?【チェルシー1週間のニュース(2025年5月28日~6月3日)】
- 2025.06.04
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チェルシー1週間(2025年5月28日~6月3日)の主なニュースを紹介。『ECL初制覇!今大会の賞金は?』、『イプスウィッチのリアム・デラップ獲得に合意』、『クラブワールドカップの対戦相手が決定』、『スポルティングCPからエスーゴを獲得』、『サンチョの買い取り義務を放棄。その理由は?』、『ミランのGK・メニャン獲得に関心』などの話題があった。
【5月28日】
ECL初制覇!
カンファレンスリーグ(ECL)決勝が行われ、チェルシーはレアルベティスと対戦。結果は1対4でチェルシーが勝利し、今大会初優勝を果たした。試合後マレスカ監督は、『48時間差…前半の展開は予想していた』、『重要なゴールを決めたサンチョの去就』、『クラブワールドカップに向けて…現在の目標』などについて話をした。
【関連記事:レアルベティスに逆転勝利し、カンファレンスリーグを初制覇したチェルシー。重要なゴールを決めたサンチョの去就は?】
なお、チェルシーが今大会で獲得した賞金総額は、2200万ユーロ(約36億円)になったようだ。(Lukasz Baczek)
【5月29日】
イプスウィッチのリアム・デラップ獲得に合意
チェルシーはリアム・デラップ(22)の獲得について、イプスウィッチタウンと合意。3000万ポンド(約58億円)のリリース条項を払うことを決めた。彼は、2019年夏にマンチェスターシティの下部組織に加入すると、2020-21シーズンにトップチームデビュー。そして昨夏に、プレミアリーグに昇格したイプスウィッチタウンに完全移籍をしていた。
ストライカーとして公式戦40試合に出場し、12ゴール・2アシストを記録す活躍を見せ、マンチェスターユナイテッドやニューカッスルユナイテッドなども関心を示していたが、来シーズンのチャンピオンズリーグで、元マンチェスターシティのチームメイト、パーマーと共にプレーできるということが、チェルシー移籍の決め手になったようだ。(David Ornstein、ESPN)
【6月1日】
クラブワールドカップの対戦相手が決定
2025年6月15日~米国でスタートするFIFAクラブワールドカップ2025。チェルシーは、グループDに入り、フラメンゴ(ブラジル)、ESチュニス(チュニジア)、クラブレオン(メキシコ)と対戦することが決まっていたが、同一オーナークラブが出場できない規定があり、メキシコのパチューカとクラブレオンが抵触。FIFAは同クラブの出場権除外を発表していた。
これによりFIFAは正式に出場チームを決めるプレーオフ実施を発表。クラブレオンが優勝した2023年CONCACAFチャンピオンズカップの準優勝チームであるロサンゼルスFC(アメリカ)と、CONCACAFチャンピオンズカップ2024年大会終了時点でのFIFAクラブワールドカップ連盟ランキングでトップのチームであるクラブ・アメリカ(メキシコ)が対戦。
結果、ロサンゼルスFCがクラブ・アメリカを2対1で下し、出場権を獲得。チェルシーと初戦を戦うことになった。なおロサンゼルスFCには、チェルシーで活躍していたオリビエ・ジルーやトッテナムの正GKだったウーゴ・ロリスが在籍している。(FIFA)
【6月2日】
スポルティングCPからエスーゴを獲得
Chelsea FC is pleased to confirm the signing of Portuguese midfielder Dario Essugo.
Welcome to Chelsea, Dario! 🔵
— Chelsea FC (@ChelseaFC) June 2, 2025
チェルシーは、スポルティングCPからダリオ・エスーゴ(20)を獲得したことを発表した。2024-25シーズンは、スペインのラス・パルマスにレンタル移籍し、公式戦27試合に出場。主なポジションはDMFで、U-21ポルトガル代表としても8試合に出場している。移籍金は2200万ユーロ(約36億円)で、2033年夏までの契約を締結した。(Chelsea FC、Sporting CP)
【6月3日】
サンチョの買い取り義務を放棄
昨夏、マンチェスターユナイテッドからチェルシーにレンタル移籍をしたジェイドン・サンチョ。公式戦41試合に出場し、5ゴール・10アシストを記録するなど活躍すると、カンファレンスリーグ(ECL)優勝や、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。
チェルシーは2500万ポンド(約48億円)の買い取り義務オプションを伴うレンタルで獲得していたが、個人条件で合意に至らなかったため、500万ポンド(約9億7000万円)を支払って返却することになった。サンチョは自身のSNSで、
「この経験に感謝している。チームメイト、スタッフ、そしてファンのみんな、僕をまるで自分の家にいるかのように感じさせてくれたチェルシーのみんなに、心からの愛を捧げたい。クラブの今後の活躍を祈っている。心から感謝している。ありがとう」
と掲載。トロフィー獲得という置き土産を残し、1年でロンドンを去ることになった。(BBC)
【関連記事:2026年夏の獲得に向けて姉妹クラブに所属するストラスブールのエマニュエル・エメガと事前合意を検討】
ミランのGK メニャン獲得に関心
ミランに所属するマイク・メニャンの獲得に関心を示しているようだ。現在29歳のメニャンは、2021年夏にリールからミランへ移籍。ここまで公式戦163試合に出場し、クリーンシート59試合を記録している。
ミランとメニャンの契約は2026年夏までとなっているが、来季CL、ELなどの出場権を逃していることから、新契約に関する交渉の進展が見られていない。
マレスカ監督もメニャンを自身の戦術的アプローチに理想的な選択肢だと評価しており、チェルシーは獲得に向けて交渉をスタート。移籍金2500万ユーロ(約40億円)を支払う用意があるようだ。(Fabrizio Romano、Calciomercato)
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