23歳ベンフィカのセンターバック獲得を検討【チェルシー1週間のニュース(2025年5月14日~5月20日)】

23歳ベンフィカのセンターバック獲得を検討【チェルシー1週間のニュース(2025年5月14日~5月20日)】

チェルシー1週間(2025年5月14日~5月20日)の主なニュースを紹介。『チェルシー女子の株式が売却。その理由は?』、『チェルシーレジデンスの概要が発表』、『2人のブライトンストライカー獲得に関心』、『来季のホームユニフォームが発表』、『チェルシー女子が国内3冠を達成』、『ベンフィカのCB獲得を検討』などの話題があった。

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【5月14日】

チェルシー女子の株式が売却。その理由は?

アメリカのソーシャルニュースサイト『Reddit(レディット)』の創設者であるアレクシス・オハニアン氏が、チェルシー女子の株式を取得したことを発表した。

今回、2000万ポンド(約39億円)相当でチェルシー女子の株式8〜10パーセントを取得し、クラブの取締役にも就任した。

「これまでも女子スポーツに大きく投資してきたが、今回もそうすることにしたんだ。投資家兼取締役としてチェルシー女子に加わることを嬉しく思います。この象徴的なクラブがアメリカで最も人気のあるWSLのチームになる、そしてそれ以上の多くのことに貢献できる機会を得られることを光栄に思います」

とSNSで掲載した。アメリカの女子プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズさんの夫としても知られているオハニアン氏は、これまでも女子サッカーに投資しており、エンジェル・シティー(アメリカ)の筆頭株主だった経歴がある。

クラブは昨年5月に、女子チームの成長と成功のみに焦点を絞った専用のリソース、マネジメント、および商業的リーダーシップを持たせる計画を発表しており、新監督としてソニア・ボンパストル氏が就任。今季は、ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)を無敗で優勝し、6連覇を達成していた。

そして昨年9月には、デイリーテレグラフ紙の最高執行責任者やメディアコムのマネージングディレクターを務めていたアキ・マンダール氏を同チーム初の専任CEOに任命。チェルシー女子チームのすべての事業分野担当。“今回の投資を実施上で、彼女の存在が大きな要因になった”とオハニアン氏も語っていた。(BBC)

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【5月16日】

チェルシーレジデンスの概要が発表

DAMAC Properties社と新たな長期グローバルパートナーシップ契約を締結したチェルシー。ドバイにおける近代的開発プロジェクト「Chelsea Residences by DAMAC」の設計案が発表された。

ドバイのマリタイムシティに高さ130メートルの超高層ビル4棟を建設する予定で、入り口に青いライオンが飾られ、海に面した住宅1400戸が、50万ポンド〜(約9600万円〜) 販売されることになっている。

屋上にはサッカー場が建設され、過去と現在のチェルシー選手を称える博物館もオープンする予定。チェルシースポーツバー&特別な「キャプテンズテーブル」も開催(ゲストの元チェルシー選手と食事)され、チェルシーがゴールを決めるたびにタワーが青くライトアップされるなど、まさにチェルシー尽くしのレジデンスになる。(GiveMeSport)

ブライトンのストライカー獲得に関心

ブライトンに所属するジョアン・ペドロ(23)をストライカー候補として補強リストに追加したようだ。

ジョアン・ペドロはフルミネンセの下部組織出身で、2019年1月にトップチーム昇格。ワトフォードで4年間活躍した後、2023年夏にブライトンへ完全移籍していた今季はここまで公式戦30試合に出場し10ゴール・7アシスト記録するなどの活躍を見せている。

なおチェルシーは、同クラブに所属するストライカーのジョルジニオ・リュテール(23)の動向も注視しているようだ。(Sky Sports、Telegraph)

【5月17日】

来季のホームユニフォームが発表

2025-26シーズンに着用するホームユニフォームのデザインを発表した。来季は、クラブカラーの青をベースに、脇腹部分に赤と白のライン、襟に控えめに白が用いられている。加えて、チェルシー地区の庁舎など、ロンドンの伝統を示す建築物などがさりげなくデザインされている。

マンUに勝利し、CL出場に弾みをつける

プレミアリーグ37試合目が行われ、チェルシーはホームでマンチェスターUと対戦。結果は1対0でチェルシーが勝利した。試合後マレスカ監督は、『予想外のことが起こる』、『初先発だったジョージの評価』、『“ククは私の好きな哲学に近いクラブで育った”得点方法に喜ぶ』などについて話をした。

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【5月19日】

チェルシー女子が国内3冠を達成

チェルシー女子が、マンチェスターユナイテッド女子を3対0で下し、女子FAカップで優勝した。チェルシー女子は、4シーズンぶりの国内3冠(FA女子リーグカップ、ウィメンズ・スーパーリーグ)を達成。新監督のソニア・ボンパストル氏のもと、素晴らしい成績を収めた。

【5月20日】

ベンフィカのCB獲得を検討

ベンフィカに所属するトーマス・アラウホ(23)の獲得を検討しているようだ。チェルシーは、ディーン・ハイセン(ボーンマス)の獲得を望んでいたが、既にレアルマドリードが獲得。

その代替案として、アラウホの名前が獲得候補に上がっていた。ポルトガル出身の彼は、ターン、ドリブル、パス、スピード、ビルドアップの影響力、デュエルに勝つ能力が最大の強みとして挙げられており、同クラブでは公式戦67試合(2ゴール・3アシスト)に出場。リヴァプールやPSGも動向を注視しており、リリース条項の金額は8000万ユーロ(約130億円)になるようだ。(Metro)