【PL2024-25】ククレジャのゴールでマンチェスターUに辛勝したチェルシー。初先発だったジョージの評価は?

【PL2024-25】ククレジャのゴールでマンチェスターUに辛勝したチェルシー。初先発だったジョージの評価は?

2025年5月16日に、2024-25シーズンのプレミアリーグ37試合目が行われ、チェルシーはホームでマンチェスターユナイテッドと対戦。結果は、1対0でチェルシーが勝利した。

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プレミアリーグ2024-25・マンチェスターユナイテッド戦(ホーム):スターティングメンバー(4-2-3-1)

サブメンバー:ベッティネッリ、ヨルゲンセン、バディアシル、チャロバー、アチャンポン、アンセルミーノ、ギュスト、デューズバリー・ホール、ラヴィア。

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【前半(スコアレスドロー)】

前半序盤はマンチェスターUにチャンスを作られてしまうシーンが…。前半16分には、B・フェルナンデスのクロスをマグワイアにボレーで合わせられて、ネットを揺らされたが、VARでオフサイドとなりノーゴール。

攻撃面では、前半24分にジェームズのポストに当たるシュートがあったが得点には至らず、前半をスコアレスで終える。

【後半26分・チェルシーゴール(ククレジャ)】 

ペナルティエリア右手前で、ジェームズがターンをして、相手ディフェンダーをらかわすと、そこから素晴らしいクロスを入れる。そこに入ってきたククレジャが、ダイビングヘッドで押し込み、待望の先制を獲得。

そのまま試合が終わり、1対0でチェルシーが勝利した。

【Stats】

チェルシーは支配率47%、シュート11本(枠内3本)、コーナー7本、パス408回、ゴール期待値は0.86でマンチェスターユナイテッドの0.43を上回った。

【マレスカ監督コメント】

予想外のことが起こる

「非常に厳しい試合になると予想していたが、自信を持っていた。全体的に良い時間を過ごし、ゴールを決めることができた。

彼らの試合を5試合、6試合、いや7試合見たが、こんなにアグレッシブなプレーをするのを見たのは初めてだった。マンツーマンで攻めてくるので、本当に難しかった。

彼らはホームでマンチェスターシティを打ち負かし、ホームで彼らと引き分け、リヴァプールと引き分け、アーセナルと引き分けている。彼らは大きな試合のやり方を知っている。我々は、なかなか倒せないチームに勝ったんだ。とても重要な勝利になったよ」

初先発だったジョージの評価は?

「勇敢だったし、背後から脅威を与えていた。アカデミー出身の選手で、全体的に見ても良かった。PKになりそうな場面も作れていた。彼は非常によくプレーした。フォレスト戦でも間違いなく100%やれるだろう。

ジャクソンが出場停止になり、彼を投入せざるを得ない状況だった。もしドログバが(過去に)負傷していたら、コスタかトーレスがプレーしていただろう。人々はまだこれが何年も前のチェルシーと同じだと思っているが、今は完全に違うチェルシーだよ」

監督が好む得点方法で勝利

「右サイドバックからのアシストと左サイドバックからのゴール。まさに僕が好むプレースタイル。ククレジャはブレントフォード戦とウルブス戦でも似たようなゴールを決めている。まさに正しいポジションにいる。

彼はバルセロナの下部組織、ラ・マシアで育ち、私の好きな哲学に近いクラブで育った。チームでこれほど活躍しているのは、我々のプレースタイルに適しているから。体の大きさは重要ではない。大切なのは、適切なタイミングで自分がどこにいるべきかを知ることなんだ」

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【今後の試合と感想】

プレミアリーグ37試合を終えて、19勝9分9敗と暫定4位(勝点66)となったチェルシー。ストライカーのジャクソン不在で苦戦をしいられたが、ホーム最終戦で両サイドバックのコンビがゴールを演出し、大きな勝利をサポーターたちに見せることができた。

次戦は、5月25日(日本時間26日)にアウェイでノッティンガムフォレストとリーグ最終戦を戦う。この試合に勝利すれば、チャンピオンズリーグ出場権が獲得できる一戦。敵地だが良い形で今季を締めくくりたい。