ジェームズがハムストリングスを痛め長期離脱【チェルシー1週間のニュース(2023年12月6日~12月12日)】

ジェームズがハムストリングスを痛め長期離脱【チェルシー1週間のニュース(2023年12月6日~12月12日)】

チェルシー1週間(2023年12月6日~12月12日)の主なニュースを紹介。『エヴァートンに敗れリーグ2連敗』、『マドゥエケが移籍を希望!?』、『プレミアリーグの移籍制度が変更』、『ジェームズがハムストリングスを痛め長期離脱』、『負傷者続出で冬に2~3名の補強を計画』などの動きがあった。

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【12月7日】

マンUに敗れリーグ6敗目

プレミアリーグ15戦目が行われ、チェルシーはアウェイでマンチェスターユナイテッドと対戦。結果は2対1でチェルシーが敗北した。試合後ポチェッティーノ監督は、ジェームズの起用方法、ブライトン戦での疲労、マンチェスターUとの『差』などについて話した。

【関連記事:プレミアリーグ15節・マンチェスターUに敗れリーグ6敗目

また、今試合に出場していたコルィルは、

「(VARは)ブライトン戦でPKを与えようとしたのに、僕が(マクトミネイに)引っ張られても何も与えなかった。もし僕が彼を引っ張っていたら、彼らはPKを与えていただろう。でもそれが現実。悔しい夜だった。でも、これも試合の一部だし、週末のエヴァートン戦に向けて前進しなくてはいけない」

とコメントした。

【12月10日】

マドゥエケが移籍を希望!?

公式戦8試合の出場に止まっているノニ・マドゥエケ。軽傷で多々離脱することもあり、9月には怪我で試合を欠場中にナイトクラブで遊んでいることが明らかになるなど、チームの中で序列が下がっている。そのような中、来年1月に出場機会を求めチェルシーから離れることを希望しているようだ。具体的なクラブ名は挙がっていないが、果たして移籍は成立するのだろうか…。(Sky Sports)

【12月11日】

エヴァートンに敗れリーグ2連敗

プレミアリーグ16戦目が行われ、チェルシーはアウェイでエヴァートンと対戦。結果は、2対0でチェルシーが敗北した。試合後ポチェッティーノ監督は、1月の移籍市場での補強、良かったポイント、ジェームズ、サンチェス、ククレジャの怪我の状況などについて話した。

【関連記事:エヴァートンに敗れリーグ2連敗。頭を悩ませるポチェッティーノ監督

先発フル出場したギャラガーは、

「グディソンパークに来て、良いプレーをして勝点3を獲得することに必死だった。しかしそれができず、全員の心が折れてしまった。私たちは改善し、(この種の)試合に勝つ方法を知る必要がある。先制点が入るまでは、うまく対処できたと思っていた。本当に厳しい試合だったし、みんながっかりしている」

と悔しさを語った。

【12月12日】

プレミアリーグの移籍制度が変更

プレミアリーグは、新規契約を最長5年に制限。今後は、FFPや償却のために契約を長くすることはできなくなる。

現在に至るまで、クラブは新選手を獲得した際の移籍金を契約期間内で分割して計上することが可能だった。5000万ポンド(約91億円)で獲得した選手と5年契約を結んだ場合、契約期間内に年間1000万ポンド(約18億円)ずつを支出として計上できたが、仮に選手と8年間の契約を結べば年間の支出が625万ポンド(約11億円)で済み、より長期の契約を結ぶことで年間の支払額を抑えることが可能だった。

このシステムを上手く活用したのがチェルシー。エンソ・フェルナンデスやモイセス・カイセドなど多くの若手選手と7~8年の長期契約を結び、FFPの対策を行ってきた。しかし、この度プレミアリーグクラブの投票によって決まった新規則では、欧州サッカー連盟(UEFA)が今夏に改正した移籍金を分割できる最大期間を5年間に制限する規則に従うことが決定。賛成15、反対2、棄権3で可決。賛成したクラブにはチェルシーも入っていたという。

なお今回の規則は今後の選手獲得で適応されることになる。そのため、チェルシーが長期契約を結んだ選手たちの移籍金を契約期間内で分割して計上することに関しての影響はない。そういったこともありチェルシーも賛成票を投じたようだ。(The Athletic)

 ジェームズがハムストリングスを痛め長期離脱

エヴァートン戦でハムストリングを痛めたキャプテンのリース・ジェームズ。検査の結果、ハムストリングに負傷が正式に確認され、リハビリプログラムを開始するとクラブが発表した。なお、ネイサン・ギシング氏によると、少なくとも3カ月間離脱する予定となっており、2月まで欠場する可能性がある。ジェームズは、開幕のリヴァプール戦後の練習でハムストリングを負傷し、約2カ月間離脱。そして今回もハムストリングスの怪我に悩まされているため、出術する可能性も残っているようだ。

負傷者続出で冬に補強を計画

マウリシオ・ポチェッティーノ監督の元、2023‐24シーズンをスタートしたチェルシー。ここまで約5カ月が経過したが、怪我人が減ることは無く、リース・ジェームズ、ロベルト・サンチェス、マルク・ククレジャがエヴァートン戦で負傷。ここまで1試合もベストメンバーで臨めていない状況にポチェッティーノ監督も頭を悩ませている。

そのような中、2024年1月1日から冬の移籍市場がオープン。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、新たに2~3人の選手を補強することを計画しているようだ。特に得点力不足と守備の脆さを解消するために、ストライカーとセンターバックを確保することを念頭に置いている。

センターバックとして名前が挙がっているのが、レヴァークーゼンに所属するヨナタン・ター(27)。そしてストライカーとしてナポリのヴィクター・オシムヘン(24)、ブレントフォードのイヴァン・トニー(27)、スポルティングのヴィクトル・ギェケレシュ(25)らに注視している。(Evening Standard)