オーナー陣はポッター監督を解任しない方針 【チェルシー1週間のニュース(2023年2月21日~2月27日)】

オーナー陣はポッター監督を解任しない方針 【チェルシー1週間のニュース(2023年2月21日~2月27日)】

チェルシー1週間(2023年2月21日~2月27日)の主なニュースを紹介。エンゴロ・カンテが契約延長に前進、セサル・アスピリクエタが無事に退院、エクアドルの新生・ケンドリー・パエズの獲得に関心、トッド・ベーリー氏がストラスブールの買収に関心、オーナー陣はポッター監督を解任しない方針などの動きがあった。

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【2月22日】

カンテが契約延長に前進

現行契約が2023年夏までとなっているエンゴロ・カンテ。チェルシーは、2年契約+1年のオプションで契約の交渉を行ってきたが、カンテはさらなる長期契約を求めていることから話し合いは難航。

しかし、カンテがロンドンにとどまることを望んでいることもあり、契約延長交渉が前進し、来シーズン以降もチェルシーでプレーを続けることが濃厚になったようだ。カンテは、昨年10月にハムストリングの手術を受けた影響もあり、ここまで公式戦2試合のみの出場。3月中には復帰をする予定となっている。(Telegraph)

【関連記事:カンテの契約が2023年夏に満了。トップチームに所属する選手の残り契約年数は?

【2月23日】

アスピリクエタが退院

2月19日のサウサンプトン戦で脳震盪を起こし、病院に運ばれたセサル・アスピリクエタ。心配されたが、無事に退院することができ、コブハムで練習を見学するまでに回復した。キャプテンは、

「体調は大丈夫。退院して戻ってきて、トレーニングを見に来ることができて最高だよ。最後に覚えているのは、コーナーキックの場面だった。目が覚めたとき、ファンが私の名前を歌ってくれていた。だから、ありがとうと言いたいんだ」

とコメント。クラブのメディカル部門は、アスピリクエタの安全を確保するために、今後も脳震盪に関するプロトコルを遵守し、彼の状態を注意深く観察していく。(ChelseaFC)

【2月24日】

15歳のエクアドル選手を獲得か!?

チェルシーは、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェに所属するケンドリー・パエズ(15・エクアドル・MF)の獲得に近づいているようだ。エクアドル代表U-17では、5試合で3ゴールを記録するなど注目を集めており、先日トップチームでデビューを果たすと早速ゴールを決め、その才能を発揮した。

パエズは身長177センチで、ポジションは攻撃的ミッドフィルダー。2022年にインデペンディエンテ・デル・バジェのユースレベルで18試合16ゴールを記録するなど、多くの欧州クラブから関心が集まっている。(Fabrizio Romano)

【2月25日】

ベーリー氏がストラスブール買収に関心

チェルシーのオーナーを務めるトッド・ベーリー氏は、リーグ・アンに所属するストラスブールの買収について検討しているようだ。両者は実際に話し合いを行ったが、買収の具体的な話し合いは行われなかったと報じられた。ストラスブールのマルク・ケラー会長は「新しい投資家の可能性を見つけるために時間をかけている」とコメント。ベーリー氏は、リーグ・アン側に(チェルシーの)選手を貸し出すことによって、彼らの出場機会と財政的地位を高めることを考えているようだ。(BFM Alcace)

【2月26日】

トッテナム戦の敗戦で公式戦3連敗

プレミアリーグ チェルシーはアウェイでトッテナムと対戦。結果は2対0でチェルシーが敗北となり、公式戦3連敗となった。試合後ポッター監督は、トップ4争いについて、シウバの怪我の状態、選手たちのパフォーマンス、自身の厳しい立場について話をした。

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【2月27日】

2月は0勝…しかしポッター監督の解任は考えず

2023年に入り公式戦わずか1勝、2月は2分3敗と1勝も挙げられず、厳しい状況が続いているチェルシー。しかし、オーナー陣はポッター監督を解任する考えはないようだ。ポッター監督は「このような結果が続けば私は(解任の決定を)受け入れる。これはこの仕事の一部だ」と話しているが、オーナーはポッター監督に時間を与えたいと考えており、さらに1月の大型補強によってチームが流動的で肥大化していることを認識している模様。

またポッター監督の冷静な仕事ぶりを気に入っており、来夏に新シーズンに向けたプレシーズンやチームの再調整の時間を与える方針だと伝えられた。ただ一方で、チャンピオンズリーグのドルトムント戦で敗戦した場合には、人事を再考する可能性もあると指摘されている。今シーズンは残り3カ月、ポッター政権はどこまで続くのだろうか。(The Guardian)