「選手が離れる時はいつも少し怖いんだ」トゥヘル監督が明かす代表戦中の想い&チェルシーの主な代表入りメンバー
2021年11月6日(日本時間7日)に、プレミアリーグ第11節のバーンリー戦を終えたチェルシー。現在インターナショナルウィークに入り、選手たちの大半が代表で戦うことになる。主な代表入りメンバーは、以下の通り。
イングランド代表
ベン・チルウェル
リース・ジェームズ
メイソン・マウント(※歯の治療のため合流が遅れる予定)
ドイツ代表
アントニオ・リュディガー
カイ・ハヴァーツ
スペイン代表
セサル・アスピリクエタ
フランス代表
エンゴロ・カンテ
イタリア代表
ジョルジーニョ
デンマーク代表
アンドレアス・クリステンセン
ブラジル代表
チアゴ・シウバ
アメリカ代表
クリスティアン・プリシッチ
セネガル代表
エドゥアール・メンディ
※2021年11月9日時点
怪我から復帰したばかりのプリシッチ、怪我ではないものの予防のためリカバリーの時間を十分に取っていたカンテが代表に復帰することになった。
代表戦に出場する選手たちについて、トゥヘル監督が自身の想いを口にした。
「選手が自国で活躍することは喜ばしいこと。彼らは国を代表することを誇りに思っているし、それぞれの国を代表するトッププレーヤーだから、それが彼らにとって何を意味するかは理解している。一方で、クラブとしては特定の選手を休ませるために、代表に送らずにコブハムで一緒に仕事をしたいのも事実。何人かの選手にとっては、何日かオフを与え、サッカーから離れてリラックスし、次に向けて準備を進めるのが理想なんだ。怪我から復帰した選手たちは大事にしたいけど、時にはこのようなこともあるし、代表で何分かプレーできるのであれば、それは悪い事ではないだろう。カンテとプリシッチは、この数週間ほぼ毎日コンディションの回復に努めてきたから、彼らが怪我をしないことも願っている。2人だけでなく、すべての代表選手がそうだね。私たちにはどうすることもできないから、選手が離れる時はいつも少し怖いんだ」
と選手たちが怪我をせず、出場時間が少なかった選手はプレータイムを増やしてコブハムに戻ってきてほしいと話した。
ルカク、ヴェルナー、アロンソ、コバチッチは怪我のためコブハムで治療に専念する予定。また代表に選出されていないロフタスチーク、バークリー、オドイ、サウールなどは、監督に再度アピールする機会になるはずだ。
11月20日レスターシティ(プレミアリーグ)、23日ユベントス(CL)、28日マンチェスターユナイテッド(プレミアリーグ)と強豪クラブとの対戦が待っているチェルシー。“怪我なく”全員が戻ってくれば、この連戦も乗り切れるだろう。
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